フィリピンから帰国

2023年3月18日(土)

今日は日本への帰国です。朝5時にホテルを出発し、カウちゃんとモー君を見送りにTerminal 3 へ行きます。

朝早いのにカウンターはごった返しています。

セブパシフィックのチェックインカウンター

2人は出国手続きに行ったのでトラさんはホテルに戻りました。

ホテルの部屋から離陸が見れます

2人はPRIORITY PASS が使えるラウンジで食事をするそうです。トラさんはホテルの1階で朝食を摂りました。

SHERATON 1階レストランは品数も豊富で、正規にお金を払っても非常にコスパが良いと思います。正規料金は1,650ペソ。

TIPは200ペソを伝票に書きました。

少し時間があるのでホテル内の探検をします。

2階にはカジノがありました。このNEWPORT エリアのホテルにはカジノがあるようです。SHERATONに隣接するホテルオークラマニラにもあるようです。

COL LABという名前のカジノ

カジノの隣にはKOREANレストラン「oori」、ビビンバーと看板に。

KOREAN RESTAURANT

3階にはジムと屋外プールがあります。空いていたら入ろうかと思いましたが、今日は土曜日で子供達がたくさんいるのでやめました。

左がSHERATON、右がOKURA
プールは子供達が多い

3階のガーデンには透明のレストランがありました。

お洒落ですが昼間は暑そうです

ジムはひと通りのマシンは揃っていますが、利用者はいませんでした。

SHERATON FITNESS

モー君からはかなり混んでいて出国に時間がかかり、ラウンジには行けなかったとのLINEメッセージが。

13時頃にチェックアウトしようと思いましたが、もう少し早めることにしました。今回はフロントでチェックアウトします。朝食時の200ペソの伝票が回ってきていないのか、レシートには表示がありませんでした。

トラさんが正直に伝えたので、フロントのスタッフも確認しましたが、すぐにはわからないようでした。結局その場で200ペソを加えたレシートを作成され、サインしました。

ANAのチェックインカウンターは、ダイヤモンドサービス会員向けはすいています。

ANAカウンター
ニノイ・アキノ元上院議員の胸像

出国審査は混んでおらず、LOUNGE INVITATION も頂いたので行ってみました。

Airline Loungesと書かれた案内板の通りに行き、エレベーターで4階へ上がると、CATHAY PACIFIC やSINGAPORE AIRLINES、エミレーツ航空のラウンジが並んでおり、ANAのPAGSSラウンジは一番奥にありました。

ドリンクや料理の種類は国際線にしては少ない感じがします。

サンミゲルというフィリピンビール
ANAが到着

基本的にはANA便の利用客だけのようです。SFC会員であればスターアライアンスのゴールドになれるのでSINGAPORE AIRLINES のラウンジも使えますね。

ラウンジから搭乗口に移動すると、そこにも上級座席や上級会員用の椅子がありました。

上級座席や上級会員用の赤い椅子

ビジネスクラスへ当日アップグレードされたらしき人達もいました。

機内に入ると、JALのB767のような古さは感じません。B787なのでDream Linerですね。この路線もファーストクラスはなく、ビジネスクラスが最上位席です。

今回の席は窓に接しています
B787 安全のしおり

マニラから羽田への飛行時間はたったの3時間21分というのには驚きました!

目的地までの飛行機時間は03:21の表示

画面下の足を伸ばすスペースも十分あり、フルフラットにも対応しており、靴を入れるスペースもありました。

撮影が下手でわかりにくいですが…
読書灯まわりもスッキリ

食事に先立ちドリンクのオーダーをします。トラさんは定番のシャンパンを注文します。銘柄は「カステルノー・キュヴェ・ブリュット」:白い花を思わせる香り…とのことです。シャンパングラスではないのが少し残念ですね。

シャンパングラスならもっと雰囲気でるのに
和食

和食を注文しましたが、牛肉のすき焼き風がメインでした。これは旨い!久しぶりのお味噌汁も体に染みました~。

映画「耳をすませば」実写版を観ました。イタリアとチェロにひかれて選びました。非常によい映画で、3場面で泣いてしまいました。

そうしているうちに羽田空港に到着しました。入国もスマホの画面を見せるだけで列もできていませんでした。

帰国時に見せる画面
最後の税関で読ませるQRコード

4日間の海外旅行でしたが、国際線に乗るために必要なことや、Grabを使うことも実践できましたし、非常に有意義でした。

日本以外に脱出・避難先を確保した方がよいとのことでフィリピンの長期ビザや永住権なども考え、現地の様子を五感で受けてみたいと思いました。

結論からいうと、投資先としては良いが、住む場所の対象にはならないと感じました。

また、渡航する場合、マニラなら第3ターミナルに到着する便を選び、深夜便はやめた方が良いと思いました。

4時間程度ならセブパシフィックのようなLCCでも良いかも知れません。

手軽に海外渡航するならマニラは超お勧めです。

初めてのフィリピン訪問

2023年3月16日(木)

昨日未明の1:30に羽田を出発し、5:30にマニラ(ニノイ・アキノ)国際空港に到着しました。

羽田空港搭乗前

最初、機内持ち込み荷物を足元の奥の方に入れてましたが、そうするとシートをフルフラットにしても足の先まで伸ばせませんでした。

JAL SKY SUITE Ⅱ

B767-300ER-A44機はファーストクラスがなく、ビジネスクラスが最上位席になり、窓側の1A席になりました。JAL SKY SUITE Ⅱ というタイプのシートです。

シートレイアウト

途中から荷物は頭上の荷物入れに収納し、水平のフルフラットシートにできました。正味たった4時間ちょっとのフライトでしたが、深夜飛行なのでフルフラットシートは非常にありがたく感じました。

ビジネスクラスは1-2-1のシートレイアウトで6列ありましたが、真ん中は全て空いていました。意外と人気ないんですね。

真ん中2列は全て空席          画面の下に足を伸ばしてフルフラットに

トラさん達は特典航空券ですが、ビジネスクラスで片道24,000マイル/人と安かったので取りました。燃油サーチャージ等で別途22,150円/人は支払いましたが。

特典航空券なのでFOPは獲得できません。今回は海外渡航をして様々な勘を取り戻すことも目的のひとつでした。

フィリピンへ渡航する少し前にJALからeTravelに登録せよ、とのメールも来ました。パスポート情報やコロナワクチン接種2回分の情報も登録しました。いくつかの質問に答え、最終的にQRコードが生成されます。

eTravel

食前酒はシャンパンのDRAPPIER(ドラピエ カルト・ドールN.V. )を選択し、機内食は洋食を事前リクエストしていました。メインはビーフハンバーグ デミグラスソースとブルゴーニュバターでした。食後にはハーゲンダッツのバニラが出ました。

食前酒はシャンパン
メインはビーフハンバーグ

カウちゃんは和食を選択。メインは豚すき焼きと鰆(さわら)の照り焼きです。

和食
食後はハーゲンダッツバニラ

マニラ(ニノイ・アキノ)国際空港へは早朝に到着します。外国人向け入国審査は結構並んでいます。

マニラ・ニノイ・アキノ国際空港
入国審査は結構な列

入国後に現金を少し両替します。妥当なレートがわからず、入国して最初に見つけた両替コーナーで交換しました。日本円は0.390という表示があり、5,000円が1,900フィリピンペソに交換できました。

両替所

1ペソが2.63円になります。あまり良くないようですが、最初なので仕方ないですね。現在は2.5円くらいが妥当のようです。表示では0.400となります。

日本円は0.400の表示

この後、外に出ましたがホテルの場所がわかりません。実は前の日に息子のモー君を中部国際空港からのセブパシフィック直行便でマニラ入りさせています。

モー君情報によると空港の3階に行くとホテルエリアへ直結する渡り廊下があるそうですが、そんなものは見当たりません。

かなりウロウロしましたが、Google Mapでは徒歩で1時間40分かかると出てきます。空港スタッフに聞いてもタクシーを使え!と言ってきます。

モー君に電話をしても出ません。

散々頭が混乱していましたが、ようやく状況が見えてきました。

我々が到着したのはターミナル1で、ホテルはターミナル3に隣接している。セブ・パシフィック航空はターミナル3に発着する。

日本の中部国際空港や那覇空港の感覚でいると、ターミナルが違っても徒歩でいけますが、マニラ国際空港は規模が違い、ターミナルが違うと徒歩なんかでは行けません。

仕方がないのでイエロータクシーを使いました。ホテルまでいくらくらいか?と聞いても「ミーター」と言うだけでさっぱりわかりません。

それがメーター次第だよ、と言っていると理解するにも少し時間がかかりました。

タクシーに乗り込みワンメーターで行くだろうと考えていたら、最初の60スタートからどんどん数字が増えていくので遠回りされてはたまらない!と内心非常に焦りました。しかもネットも繋がらず現在地もわかりません。

朝の通勤ラッシュとも重なり、車やオートバイの多いこと。空港の周囲を大回りしてホテルは見えているものの、前には入れず、少し先で下車しました。

結局タクシー代は680ペソでしたが、ボラれた気がしました。促進メーターでも使っているのではないかと思います。

ホテルはMARRIOTT系かHYATT系にしようと思いましたが、空港に隣接しているのがSHERATONとMARRIOTTでした。宿泊料金に関しては、SHERATONの方が若干安かったのでそちらにしました。

ホテル前は常に渋滞

ホテルの入口には厳重なセキュリティチェックがあります。

ホテル入口のセキュリティチェック

フロントに寄り、既に息子がチェックインしている旨を告げると部屋番号と追加のカードキーをくれました。

部屋に行くとモー君がいました。電話をした時は寝ていたそうです。その後折り返したそうですが、こちらのスマホが圏外になっていたので着信できなかったようです。

トラさんのスマホがデータローミングがOFFになっていたからです。

お部屋はメゾネットタイプで下にキングサイズベッド、上はツインベッドでした。シャワーもトイレも上下階にあります。下の階にはバスタブもあります。

室内に階段があります
下の階のキングサイズベッ
上の階のツインベッド
下の階のバスタブ

カウちゃんはお部屋でシャワーを浴びてひと眠り、トラさんとモー君はクラブラウンジの朝食内容を確認して1階のレストラン朝食に行きました。

クラブラウンジの朝食でも十分ですが、1階レストランは天井も高く、お料理の品数もスケールも全く違います。

天井の高いレストラン
椰子の実
椰子の実ジュース
サラダは実からほぐして取ります
ライブキッチン
奥の方まで広々しています
鶏と豚の丸焼き
アルコール類は別料金
丸焼き料理
中華のライブキッチンコーナー
BREAD STATION

フロアスタッフも男女共に若くフレンドリーです。日本語で話しかけてくるスタッフもいます。

一人1,650ペソしますが、MARRIOTT BONVOY のプラチナステータス以上なら無料です。ただしTIPは支払う必要があります。トラさんは200ペソを伝票に書き、テーブルに置いてきました。

朝食後はひと眠りします。

次はBGC(Bonifacio Grobal City) にあるGRAND HYATT へ行きます。GRABを初めて使います。Google Mapで約28分、GRABアプリで359ペソと出ます。クレジットカード登録をしているのでドライバーとのお金のやり取りはありません。

マニラ国際空港第1ターミナルからSHERATON までの680ペソは完全にカモにされた気がします。今までにGRABを利用したことがあるなら呼んでいましたね。

まあ一度は経験しないとわかりません。

渋滞しているからか、スマホで車の動きも見れますが、なかなか到着しません。

トヨタ車に乗る若者でした。SHERATONからGRAND HYATT までの道路も渋滞しています。

オートバイの多いこと、ジープニーも走っています。外を観察するとスラム街のような所もあります。

渋滞の中を頻繁に車線変更し、さらにクラクションも鳴らしまくって少しでも早く到着しようとしています。

この街では車の運転もオートバイの運転もできないと感じました。

GRAND HYATT は60階建ての高層ビルの中にあり、45階のグランドスイートにアサインされました。72平米のリビングルームとベッドルームのあるお部屋です。

GRAND HYATT のロビー

57階にあるクラブラウンジでは、夕方17時半~19時半までイブニングタイムでアルコール類と軽食も提供されます。17時半になる直前に行きます。

57階からの眺めでもマカティのあたりにはそれより明らかに高いビルがいくつもありました。

夕日が沈む頃
朝の景色

またBGCでも建設中のビルがいくつもあり、夜暗くなってからでも溶接の仕事をしているのがわかります。

翌日はBGCのハイストリートと呼ばれる場所に行きます。徒歩で行ける範囲で安全と考えられる場所です。

BGC ハイストリート

気温は30℃近くあり、日差しも強烈です。ブラブラ歩きましたが、あまりにも暑いのでフィリピン名物の「ハロハロ」を食べようということになりました。

ハロハロとはごちゃ混ぜという意味だそうです。どこの店にも置いているのかと思いましたが、お店の表から見えるメニュー表にはありません。

結局、ネットで調べたお店に行きました。ちょうでランチ時だった為、オフィス勤務の人達が同僚と一緒に来ているようでした。

このお店でも出されたメニューではなく、別メニューにハロハロはありました。

色々な種類の料理を注文し、グループでシェアして食べているようです。お喋りも凄く、皆さん若いのなんの。

フィリピンの平均年齢は23歳くらいと聞いたことがありますが、これからどんどん発展していくのは間違いなさそうです。

ちなみに日本の平均年齢は45歳くらいです。老人国家なんですね。

あとフィリピンの人は流暢でキレイな英語を話すと聞きましたが、全然そんなことはなく、かなり訛りがある英語なので聞き取るのに苦労します。

ハイストリートからホテルに戻り、疲れたのでひと眠りします。

59階にルーフトップレストランがあるので、昨夜に偵察しましたが、360度の景色が見えるわけではなく、夜でも外は暑かったので選択肢からはずしました。

あとはマカティにあるI’M HOTEL のルーフトップレストランからロックウェルセンターの夜景が素晴らしので、それを観たいと思い選択肢にありましたが、夜にGRABを呼んで行き、また帰ってくるのも億劫になり、HYATTのクラブラウンジで済ませることにしました。

本日はトラさんの誕生日なので、カウちゃんかモー君にアレンジして欲しかったのですが、初めての場所ではさすがに難しいですね。

クラブラウンジでは西の端にある席を取り、サンセットを楽しみながら乾杯をしてもらいました。

そういえば、昨年の誕生日もハイアットリージェンシー大阪で盛大にお祝い会をして頂きました。

GRAND HYATT MANILA にも日本の予約センターを通じて情報は入れてもらったはずですが、ホテル側からはウンともスンとも言ってきませんでしたね。

今から思えば、WORLD OF HYATT のアプリに記念日を入れる欄があったので、そこに登録しておくべきだったと思います。