2022年3月2日(水)
昨日は網走の観光施設めぐりバスの1dayパスを十分活用できなかったので、今朝は9時過ぎから行動を開始しました。
網走駅の観光案内所で3月2日の1dayパスを購入し、すき家の前にある網走駅②のりばから9:38発の観光施設めぐりバスに乗ります。女満別空港へ行くバスもここから乗ります。
連日、朝のお天気は良いです。お昼頃から雲が出てきて雪が降ったり止んだりするのがパターンのようです。
「博物館 網走監獄」へはバスで10分もかかりません。途中、現在実際に使われている網走刑務所も見えました。刑務所の前には網走川が流れていました
現在の網走刑務所
博物館 網走監獄のバス停
まずは鏡橋を渡る必要があります。ここにあるのは再現されているので短いですが、実際の網走刑務所へ渡る橋はもっと長いです。
鏡橋
鏡橋の解説
解説抜粋 : 網走刑務所の囚人は皆、収容される時も出所の時も、刑務所の外壁に沿って流れる網走川に架かる橋を、必ず渡らなければなりません。「川面に我が身を映し、襟を正し、心の垢をぬぐいおとす目的で岸に渡るように」 と誰とはなしに鏡橋と呼ばれるようになりました。
鏡橋を渡ると門があり、左にチケット売場があります。大人料金は1,100円/人ですが、1dayパスを見せると10%引きの990円になります。公式HPにも10%割引券が出ているので、それを提示すると990円になります。
コインロッカーは全てのサイズが100 円
網走刑務所の正門でまずは記念撮影。門番さんが実にリアルでした。
正門をくぐって最初に旧網走監獄庁舎へ行きます。1912(明治45)年に建築され、1987(昭和62)年まで使用されていたものをそのまま移築しており、重要文化財に指定されています。
雪が網走の雰囲気を醸し出してい ます
屋根に付けられたドーマー窓が特徴の明治期の典型的な官庁建築スタイル
庁舎では囚人が切り開いた北海道開拓の歴史や重要文化財を紹介した展示コーナーがあります。また、ミュージアムショップや喫茶コーナーもあり、網走刑務所をテーマにした書籍やマンガも紹介され、書籍は販売もされています。
これらの本を読むとまた来たくなるでしょうね。
とにかく広い野外博物館で、明治時代の建築物や当時の囚人の生活がリアルに再現されており、トラさんはドはまり してしまいました。
北海道の開拓は屯田兵や入植団が活躍した、と学校で教わりますが、その前に開拓の礎となった囚人労働があったことを知って欲しいというのが基本テーマになっています。
「監獄歴史館」(館内撮影禁止)という建物の中では1890(明治23)年の網走から旭川までの中央道路を、冬が来る前の8ヶ月で強行した過酷な開削の様子が再現されています。
さらに監獄歴史館では高倉健主演の「網走番外地」シリーズで網走刑務所のイメージが凶悪犯の収監施設になったが、決してそうではないことも訴えていました。
トラさんは網走番外地シリーズの映画を意識して観たことがないので、じっくりと観てみたいと思います。さらに、この博物館網走監獄で撮影された映画「刑務所の中」や「大地の詩」も観ようと思いました。
刑務所の中
大地の詩 -留岡幸助物語-
あと、トラさんとカウちゃんが激しくノスタルジーを感じてしまったのが旧網走刑務所職員官舎です。トラさん達が結婚してすぐに入居したのが昭和の戦後間もなくに建てられた木造長屋がズラリと並ぶ社宅村の一角だったので、その頃の家を思い出してしまいました。
懐かしさが感じられます
看守長屋の解説
野外博物館を3時間くらいかけて回りました。出口を出るとお土産物屋がありました。
公式のミュージアムショップとは違って、パロディものもたくさんあります。その中でトラさんが真剣に考えた物があります。
トラさんは今月に定年退職を迎えます。その退職のお礼に職場の人や過去に一緒の職場でお仕事をした人達に何かを贈ろうかと思い、タオルハンカチを考えていました。そこで見つけたのが、「出所祝」のタオルハンカチです。
1985(昭和60)年の同期入社の者であれば過去に高い屏に囲まれた工場で半年間実習をしたことがあり、木造長屋の社宅村にある寮で「刑務所にいるみたい」と誰しもが感じていたので、このジョークのような実は本音が通じます。
しかし、今の職場は買収された側なので、様々な年代や会社歴の方がいて誤解を生じかねないので自分用に1枚だけ買いました。
いろんな思いが交錯した「博物館 網走監獄」です。見学後に実際に刑務所で出されるメニューが頂けるとのことで「監獄食堂」へ行きます。
トラさんは「監獄食Aさんま」(900円)、カウちゃんは「監獄カレー」(850円)を頂きました。
正直なところ、こんなヘルシーな食事が出されているのか?と驚きました。
この「博物館 網走監獄」は、ドイツのミュンヘンを訪問した時に行った「ダッハウ強制収容所」を彷彿させました。あの時はノイシュバンシュタイン城訪問が主目的でしたが、トラさんにはそれ以上のインパクトがありました。
ナチスの強制収容所としてはアウシュビッツ強制収容所が有名ですが、それ以外にもたくさんの強制収容所があり、ダッハウ強制収容所は一番最初に作られた強制収容所として有名です。
トラさんとしては、網走監獄関連の書籍や映画を観賞した後に、もう一度じっくり訪問したい施設になりました。
https://www.kangoku.jp/index.html