八重山諸島巡り5日目 小浜島3時間ドライブ

小浜島のはいむるぶしに宿泊し、チェックアウトして小浜港に送って頂きました。次の宿泊施設は星のやグループの「リゾナーレ小浜島」です。

チェックインが15時以降であるのと、定期船の到着時刻にしか送迎の車がこないので、それまでの間にレンタサイクルで島内を一周しようかと考えていました。

小浜港の近くにはいくつかのお店がレンタサイクルやレンタバイク、レンタカーなどを取り扱っていました。

3時間程度という制約条件で計算すると、レンタサイクルやレンタバイクを2台借りるならレンタカー1台借りる方がお得感がありました。

そこでぶらっと入ったお店で軽自動車を借りることにしました。

まずは「大岳(うふだき)展望台」へ行きます。ここは駐車場もあります。標高99.4mで、小浜島で一番高い山です。

大岳展望台から石垣島を望む        手前は無人の嘉弥真(かやまじま)

西大岳にも行きたかったのですが、入口がわかりませんでした。途中、野生のくじゃくに遭遇しました。以前に石垣島で野生のくじゃくを見たことがありますが、飼っていたのが逃げて野生化したそうです。小浜島でもそうでしょうか?

野生のくじゃく

次に向かったのが「コーラルビーチ」です。ここはプロバンス風の分譲別荘地のような所を通っていきます。

岩場には青色や黄色といったカラフルなお魚ではありませんが、熱帯魚っぽいのが数種類泳いでいました。

波の穏やかなコーラルビーチ
熱帯魚っぽいお魚たち
ビーチサイドのカフェ

次に向かったのが「ちゅらさん展望台」です。2001年度上半期のNHK朝ドラ「ちゅらさん」で「和也くんの木」を植えた所です。

実はトラさんはちゅらさんは観ていませんでした。そもそもちゅらさんの舞台が小浜島ということも直前になって知りました。

そのため小浜島訪問直前になって沖縄本土返還記念ダイジェスト版ちゅらさんをNHKプラスで観た次第です。

しかし、残念ながらちゅらさん展望台は閉鎖されていました。

次に向かったのが「アカヤ崎」です。西表島が見えます。途中にバナナ農園がありました。

西表島を望む
バナナ農園

次は「カトレ展望台」に行きましたが、ここへ行く途中でも野生のクジャクを観ました。展望台からはマングローブ森が見えます。しかし、展望台のベンチは野生動物の糞だらけでとても座れるものではありませんでした。

マングローブ森
糞だらけカトレ展望台ベンチ

次に向かったのが「細崎漁港」です。ここはNHK朝ドラちゅらさんで最後のお別れのシーンで使われた所です。マンタ展望台も隣接しています。

細崎漁港
マンタ展望台

また、ここには「成福丸」という小さな船が置かれていますが、何と!この船は東日本大震災の津波で東北から流され小浜島にたどり着いたそうです。

東北から流れ着いた成福丸

この後は「細崎海岸」にも寄りました。ここもキレイな水の海でした。

細崎海岸

レンタサイクルが2台停められていましたが、アシスト付きでした。小浜島はサイクリングのイメージがありましたが、結構アップダウンがあるので普通の自転車だとかなりきついと思います。アシスト付きで正解です。

アシスト付き自転車
細崎海岸前のゲストハウス「パナパナ」

この後はNHK朝ドラちゅらさんの舞台となった「こはぐら荘」の前を通り、通称「シュガーロード」に行きました。

こはぐら荘
左が通称シュガーロード
今はサトウキビはなく、牧場になっています

この後レンタカーを返却しました。ガソリン満タン返しではなく、ガソリン代として1,000円が上乗せされるシステムです。

レンタカーにして良かったと思います。時間がたっぷりあるなら、潮風に吹かれながらのんびりペダルをこぐのもありかも知れません。アップダウンがあるので、アシスト付き自転車がいいでしょうね。

小浜港に戻り、「リゾナーレ小浜島」の送迎バスがくるまで、小浜港の売店「ぐば屋ぁ」に売っていた小浜島の黒糖アイスを頂きました。美味しかったぁ~!

小浜島の黒糖アイス

リゾナーレ小浜島宿泊レビューに続きます。

八重山諸島巡り5日目 小浜島はいむるぶし宿泊レビュー

西表島から小浜島へ移動し、小浜島で2泊3日し、1泊目は「はいむるぶし」に宿泊しましたので、レビューします。

はいむるぶしは八重山地方の言葉で「南十字星」を表します。いい響きですね。

トラさん達の旅行中は梅雨空のため、残念ながら星はほとんど観ることができませんでした。満天の星を期待していたのですが…

はいむるぶしはトラさんが大学生の頃に既にありました。1979年に開業しているので43年も続いていることになります。

開業当時はヤマハリゾートが運営していましたが、2007年7月に三井不動産へ事業譲渡されました。

同時期にヤマハは、北海道のキロロリゾート及び三重県の合歓の郷と鳥羽国際ホテルも三井不動産に譲渡しています。

キロロリゾートにはトラさん達も昨年8月のお盆休みに2泊しましたが、小樽市からそこそこ近いものの、小樽の観光資源などをあまり活用できていない気がしました。

冬はスキー場になるので集客はできるのですが、それ以外のシーズンには小樽市の観光資源をもっと活用すれば集客できるのにもったいないと感じました。

はいむるぶしは三井不動産になってからは2011年と2012年に大規模リニューアルを行っています。

40万㎡という広大な敷地に、タイプの異なった宿泊棟が点在しています。

1枚の地図の左端部
1枚の地図の真ん中部分
1枚の地図の右端部分

小浜港から無料送迎バスで5分程度でセンター棟に到着します。送迎バスは定期船が着く時間帯には必ず迎えに来ているので予約は不要です。

大型バスがはいむるぶしの送迎車
センター棟玄関の表示

センター棟でチェックインやチェックアウトの手続きを行います。夜に島唄ライブが行われる会場もあります。

島唄ライブ会場

トラさん達が宿泊したのはうーじ棟にある一番安いスタンダードルームですが部屋の広さは47㎡もあり、さらに10㎡のテラスが付いています。

うーじ棟

Hotels.comで1泊朝食付き2名で25,843円でしたが、宿泊特典が15,460円分あったのでお支払いしたのは10,383円でした。

この一番安いお部屋でも夏になると8万円以上の料金になり、お盆休みなどのピークシーズンだと10万円超となります。

トラさん達が泊まったお部屋は、バリアフリータイプでお風呂やトイレ周りはいたる所に手すりがついていました。

シャンプー類は備え付け
気持ちのいいロッキングチェア
テレビは壁掛けタイプ
テラスにある籐の椅子
テラス側のガーデンでは夜にサキシマヒメボタルの幼虫が光ります
サンライズが観れます

はいむるぶしでは、満天の星空を満喫していただくために、園内の照明を少し暗く調整しているそうです。そのために手持ちランプが各部屋に常備されています。

手持ちランプ
公式HPより 満天の星空

敷地内には展望大浴場もあります。露天風呂からは西表島を見ることができました。

公式HPより
公式HPより

朝食はセンター棟のブッフェダイニングで頂きました。

奥がブッフェダイニング入口
テラス席もあるようです
黒糖やゴーヤを使ったお料理も
海鮮品もあります

食後は定期的に出ているビーチまでの送迎カートで送って頂きました。コテージに泊まると専有のカートが付くので、好きな時間にビーチへ行くことができます。

送迎カート
専用カート置き場

ビーチに行った時は少しだけ晴れてくれました。タオルは無料で借りることができます。パラソル付きのビーチチェアも無料で借りれました。

ビーチへの入口

ビーチには石垣島在住の紅型(びんがた)作家である池間真裕子さんのアート作品もありました。

インスタ映えしそう

チェックアウトもあるのでビーチから定期的に出ている送迎カートに乗ってセンター棟に戻りました。

荷物をまとめてチェックアウトし、小浜港までマイクロバスで送ってもらいました。大型バスが出発する時間に間に合わなかったのですが、トラさん達だけのためにマイクロバスを出してくれました。

今回はお試し宿泊のような感じでしたが、最低でも2泊はしたいですね。満天の星を観たりするには梅雨は避けた方が良さそうです。次回はオーシャンビューのビラタイプに泊まり、カートを好きな時に使いたいものです。

小浜島3時間ドライブ編に続きます。

八重山諸島巡り4日目 西表島から小浜島へ

八重山諸島巡り4日目は、西表島のイルンティフタデムラをチェックアウトし、大原港から小浜島へ船で向かう前に、由布島水牛で渡ろうかと考えて出発しました。

途中、大見謝(おおみじゃ)ロードパークという所に立ち寄りました。展望台があり、海と滝(ゲータの滝?)を見ることができます。

天気が良ければエメラルドグリーンの海
ゲータの滝
ゲータの滝? (望遠モード)

ここはマングローブ林が観賞できるエリアもあります。また、特殊な地形から河口近くでも急流な大見謝川は、キャニオニング(渓流下り)を楽しめるツアーもあるそうです。

大見謝川
流れの速い大見謝川
大見謝川は河口近くでも急流

トラさん達が大見謝ロードパークを訪れた時、数台のバンがやってきて中から多数の若い女の子達が出てきました。何ごとかと思いましたが、恐らく都会の女子高の修学旅行だと思われます。

雨のため由布島行きは諦め、どこかでお昼ごはんを摂ることにしました。ネットで検索し、大原港を過ぎて南風見(はいみ)にある「字南風見(あざはえみ)」へ行きました。

はいみにあってはえみという名前ですが、こだわりがあるのでしょう。

お洒落な店内で値段もリーズナブルでした。トラさんは「まぐろ山かけ丼」(600円)を、カウちゃんは「アジアンサラダライス」(600円)を注文しました。

字南風見の店内
メニュー
まぐろ山かけ丼
小ソバとサラダも付きます

食後、ガソリンを満タンにしてレンタカーを返却し、大原港で船を待ちます。

この大原港は通称で、正式名称は仲間港だそうです。実はトラさんもこの記事を作成していて初めて知りました!

大原港で撮った写真が仲間港旅客待合所 なかまりんとなっていたので不思議に思い調べてみてわかりました。

大原港にある仲間港旅客待合所 なかまりん
大原港「なかまり」の中
西表大原港から小浜島への定期船の中

西表島大原港から小浜島へは船で30分ちょっとでした。小浜島港にはホテルのバスがお迎えに来ています。

小浜島では2泊3日しますが、1泊目は「はいむるぶし」、2泊目は「リゾナーレ小浜島」にしました。

今回の八重山諸島巡りの主目的は、昨年12月にふるさと納税竹富町にしてお礼の品で頂いた星野リゾートの宿泊ギフト券3万円分を使用することでした。

ふるさと納税 宿泊ギフト券

星野リゾートの宿泊ギフト券は「西表島ホテル」「リゾナーレ小浜島」「星のや竹富島」が対象となっていました。

価格帯は、西表島ホテル < リゾナーレ小浜島 < 星のや竹富島、の順でした。選択には色々悩みました。

2022年2月7日のブログに悩んでいる様子が綴られています。

沖縄・竹富町ふるさと納税

最終的に3万円の商品券を使って現金を少しプラスするだけで済みそうなリゾナーレ小浜島にしました。

今回は小浜島へ行くなら是非はいむるぶしにも訪ねたいという気持ちになりました。HOTEL’S.com の1泊宿泊権利があったので差額をプラスして宿泊することにしました。

はいむるぶしについては、トラさんが学生の頃から名前は知っていましたが、当時は全く別世界のお話しでした。

まずははいむるぶしに宿泊し、次にリゾナーレ小浜島に宿泊する計画としました。

はいむるぶし宿泊レビューに続きます。