HYATT の期間限定プロモーションを使って25% OFF で予約した東京2泊目は「アンダーズ(ANdAZ)東京」です。
名前からのイメージだと地下にでもあるのかと思ってしまいますが、ヒンディ語で「パーソナルスタイル」を意味し、まるで自宅にいるかのように寛いでいただくことを目指しているそうです。
場所は虎ノ門ヒルズの47階~52階に客室やイベントスペース、37階にプールなどスパ施設があります。
虎ノ門ヒルズ
アンダーズ東京の駐車場は1泊3,000円と高額なのですが、駐車場検索アプリを使って周辺の駐車場を調べると、どこのコインパーキングでも24時間で3,000円以上します。それならホテルの駐車場に入れようということになりました。
ちなみにトラさんが利用する駐車場検索アプリは「PPPark!」です。利用時間帯を入れると周辺の駐車場の値段が安い方から順位をつけて表示されるので重宝します。
虎ノ門ヒルズに到着しましたが、アンダーズ東京の駐車場がわかりません。車寄せの人がやってきて、地下3階と案内されます。
地下3階にいくと高級外車がズラリと並んでいます。国産車バンを停めるのは気が引けましたが、業者になったつもりで割り切ります。
地下3階からエレベーターで1階へ移動します。先ほどの車寄せの所にも一時停車している車が並んでいますが、ロールスロイスはじめ高級外車ばかりです。
1階を回っていると、ANDAZの入口へのアプローチらしきものがあります。そこを通過していると途中で人がヌウっと出てくるではありませんか!
初めてだとビックリしますが、検温と手の消毒をお願いされました。
エレベーターを使って51階のレセプションのフロアに着きます。いわゆるホテルのカウンターらしきものはなく、すぐにレセプショニストが寄ってきます。宿泊者の名前を告げるとラウンジスペースに案内されて、そこでチェックインをします。マネージャーらしき方も挨拶に来られました。
ラウンジスペース
アサインされたお部屋は49階のコーナーに位置するデラックスキングルーム ( 65㎡ ) 。一面が窓になっており、東京のビル街が見渡せます。皇居も眼下に見えます。
公式HPより
公式HPより
お部屋の中には木が意識的に使われているようです。確かに木のぬくもりで心は落ち着きます。
変わった形のシェイド
洗面スペースも木製です
何の箱でしょうか?
アメニティの箱でした
木製の札 こだわっています
湯船は円形です
夜はブラインドを降ろさず全開にして東京の夜景を楽しみました。
夜明け前
日の出の頃
朝食は51階の「ザ タヴァン グリル&ラウンジ 」で頂きます。ここのお客さんは白人が多いようです。シェフらしき人も白人でしたが、日本語ペラペラでした。日本にいるのにアウェイ感があります。
ビュッフェスタイルですが、スタッフの人も多く視線を感じるので、トラさんのいつものほぼ全種類のお料理を試すような行動は起こそうという気になれませんでした。
天井から自然光が降り注いでいます
巨大なクロワッサン
いつより控えめです
食器も木でできています
朝食は美味しく、もっといろんなお料理も頂きたかったのですが、緊張してあまり寛ぐことはできませんでした。次回利用することがあれば、もう少し慣れてリラックスできると思います。
この後、JRで移動する必要があり、JR新橋駅まで歩きました。9時半頃でしたが、サラリーマンらしき人達が黙々と駅方面から会社へ向かって歩いています。
少し前まであちら側のサラリーマン軍団にいましたが、卒業してみると非常に奇異に感じます。もう戻りたくないですね。
JRに乗って用事を済ませた後は、一旦お部屋に戻り、「ワイズテーブルコーポレーション」の会員カードと株主優待券を取ってきます。
虎ノ門ヒルズから徒歩で10分かからない所に愛宕山グリーンヒルズがあり、そこの最上階の42階にあるXEXの和食「An」に行きます。
ここは夜の値段はお高いですが、昼間はリーズナブルです。天ぷらにしたかったのですが、朝食でお腹一杯だったのでトラさんは海鮮御膳(2,400円)、カウちゃんは「海鮮丼」(2,000円)にします。
デカイ茶碗蒸しが出てきます
お刺身を卵でたべますがビミョーでした
以前から何度か来たことがありますが、いつも賑わっています。今回は中年女性グループが多数おり、お喋りがもの凄かったです。
愛宕山グリーンヒルズでのランチ後は虎ノ門ヒルズまでブラブラ歩いて帰ります。昔このあたりには仕事でも来たことがありますが、全く変貌してしまいました。
というのも、トラさんが入社して10年くらい経った時に関連会社の名古屋支店へ3年間出向したことがあり、その本社が西新橋にありました。
地下鉄日比谷線の神谷町駅から愛宕山のトンネルを通って行くのですが、雑居ビルがたくさんある中に5階建くらいの自社ビルが建っていました。
ビルを探してみましたが、再開発されたのか見つけられませんでした。その会社はその後子会社化され、さらに吸収されてしまいました。
虎ノ門ヒルズの近くにくると、サラリーマン達のランチタイムでたくさんの人が外に出てきていました。
トラさん達はアンダーズに戻ります。都会の喧騒の中にありながら、ホテルの中は悠久の時間が流れているようです。
37階にプールがあるらしいので行ってみることにします。電話で事前予約が必要です。カウちゃんは水着を持ってきていないのでパスします。
37階へは客室用のエレベーターで移動できるので、51階のレセプションを通る必要はありません。
37階の「AOスパ&プール」受付に行き、初めての利用であることを伝えるとロッカーの使い方からプールの使い方まで案内しながら教えてくれました。
ロッカーの高さはこれまで見た中で一番高いと思いました。軽く2メートルは超えます。
プールは20メートルで、先客が1人しかいませんでした。会員専用レーンで泳いでいたので、ここのスパの会員さんのようです。
デッキチェアからはフィットネスルームも見えます。またお隣のオフィス棟も見えます。ほとんど人がいません、テレワークをしているのでしょうか。
プールの奥には炭酸プールやバーデプールがあります。下から泡が出てきたり、ブワッブワッと空気が出てきて空中遊泳のようなことができます。
虎ノ門や新橋というサラリーマンのメッカのような所にこんな異次元の世界があるなんて、60歳で定年退職するまで全く知りませんでした。
これ以外にも知らないだけで、別世界はたくさんあるのだと思います。
15時から新宿でアポがありましたので、14時半にはチェックアウトしました。今回は初めての利用だったので勝手がわからず、また予定も入れまくっていたのでもったいないことをしました。
次回はもっとのんびり優雅にアンダーズ東京のホテルライフを満喫したいと思います。
今回の宿泊料金は、ベースの宿泊料金は25,500円、これにサービス料15%の3,825円が加わり、それらの合計額に消費税10%の2,932円と宿泊税200円が加算され、合計32,457円でした。トラさんはこれに駐車場利用代3,000円も払いました。
今回の宿泊で付与されたポイントもお伝えします。対象利用額$205.88米ドル、ベースポイント1,029、Globalist 30% Bonus 309、キャンペーンボーナス2,022の半分の1,011も入れると合計2,349ポイントとなります。1ポイント2円計算で4,698円分となります。
駐車場代を入れないで考えると、実質は32,457円 – 4,698円 = 27,759円で宿泊できたことになります。
ところで、アンダーズ東京の封筒やメモ用紙にはタツノオトシゴのようなイラストが描かれていますが、よく見ると虎の絵でした。虎ノ門にあるからでしょうか。TRAVEL-TIGER 88 を名乗るトラさんも親近感を覚えました。
いや~、あの異次元の世界はまた是非体験したいと思いますので、リピ確定ですね。
決して安くはない宿泊料金ですが、ここにまた来ようというモチベーションが湧き、そのためにどうすれば良いかを考えることになります。そうやってステージを上げていくことになるのでしょう。
還暦過ぎても頑張ろう!という気になりました。