ボストンからニューヨークへ

2023年9月25日(月)

モー君の家を出発し、レンタカーをボストン・ローガン空港に返却し、そのままニューヨーク近郊のニューアーク・リバティ空港へUNITED航空で移動します。

アメリカのレンタカーはディスプレイがあるのになぜかナビ機能がついていない理由がわかりました。

ディスプレイにスマホを接続してナビとして使うのが一般的な使い方のようです。

トラさん達はポケットWiFiも持っていないし、現地で使うSIMも用意していないので、事前にスマホにボストン・ローガン空港までのルートを読み込ませ、ディスプレイに接続して出発しました。

途中でルートを間違えたので、予定より時間はかかりましたが、無事空港近くまで着き、ガソリンも入れてレンタカーを返却しました。

なぜかフロリダナンバー

チェイスのサファイアラウンジが良いらしいとの噂があったので、ボストン・ローガン空港で探しました。

トラさんは基本的な用語「エアサイド」の意味を理解していなかったので、荷物検査前だろうと思い、Google Map をもとにウロウロして無駄に時間を消費してしまいました。

カウちゃんにエアサイドと書いていると言うと、即座に制限区域内、つまり荷物検査後だとおっしゃるではありませんか。

それから荷物検査を済ませ、制限区域内を探しましたが、すぐに見つかりました。

サファイアラウンジ

時間がほとんどなかったので満喫できず、消化不良に終わってしまいました。

テーブルオーダーができるように各テーブルにはQRコードがありました。

ボストン・ローガン空港からニューアーク空港への機体はA320です。残念ながらディスプレイはありませんでした。「80 for BRADY」の続きを観たかったのですが。

ニューアーク空港はニュージャージー州にあるので、空港にもNJのマークがあります。

ニューアーク空港からはAirTranに乗り、ニューアーク空港鉄道駅でNJTranjit線に乗り換え、ニューヨークのペンシルベニア駅へ行きます。

ニューアーク空港のAirTrain
NJTranjitは$15.75
NJTranjitの列車
NJTranjitの車内

ペンシルベニア駅からは地下鉄で本日の宿泊先「Dream Midtown」近くの駅「57th St 7th Ave」で降ります。

ペンシルベニア駅

Dreamは2023年になってからHYATTグループに入りました。今年5月の時点ではWORLD OF HYATT のページから予約はできましたが、ブランドエクスプローラーの対象にはなっていませんでした。

今回の旅の目的の一つにHYATTのブランドエクスプローラーの実績づくりがあります。

ブランドエクスプローラー

Dream Midtown のビルはなかなか渋い年代物のようです。

Dream Midtownのビル

HYATTのカテゴリー6のホテルなので、ポイント宿泊だと高ポイントが必要になります。そこで今回は有償宿泊にし、Bronzeという一番安い部屋を予約しました。180スクエアフィート(16.7225㎡)ですからビジネスホテル並ですね。

ニューヨークの一等地なので狭くなるのは仕方がありません。

フロント
WORLD OF HYATT のプレート
ロビー
エレベーターホール
部屋はスタンダードタイプ

部屋のカードキーのモノクロ写真がシブイですね。

カードキー

アサインされたお部屋は275スクエアフィート(25.5483㎡)のSilverタイプのようです。

ベッド
壁掛けテレビの下は冷蔵庫
ライティングデスク
クローゼット

バスルームにはバスタブはなく、シャワーのみです。固定式のレインシャワーはありました。

洗面台には女優ミラー?
トイレ
レインシャワー付き
コップのコースターもモノクロ写真
KARL LAGERFELDのバスアメニティ

トイレの便器メーカーはアメリカでは珍しくTOTOです。どうせならウォシュレットにして欲しいものですね。

アメリカでは珍しいTOTOの便器

トイレットペーパーもシールで清掃済がわかります。三角形の折り目だけよりいいですね。

トイレットペーパーにはシール

雨が降っていたので、外食する気になれず、交差点のはす向かいにあるスーパーでお惣菜を買ってきて夕食にしました。

ニューハンプシャーへ移動しました。

2023年9月19日(火)

昨夜からHYATT REGENCY BOSTON HARBOR に泊まっています。

今朝はどんより曇っており、対岸のボストンの高層ビル街も上の方は雲で覆われています。

ボストンの高層ビル街

HYATT REGENCY BOSTON HARBORの朝食は昨夜のディナーと同じ1階のレストランでいただきます。グローバリストだと無料になります。

1階レストラン

アラカルト(単品の選択)とブッフェが選べます。トラさん達はブッフェを選びました。

お料理の種類は少なめですが、基本のところは押さえていました。

ブッフェの朝食

朝食後はチェックアウトしてホテルのシャトルバスで空港のレンタカーセンターまで送ってもらいます。

ホテルのチェックアウト時には領収書はいただけませんでした。てっきり全て無料だったのか?と思いましたが、しばらくするとメールにレシートが届いていました。

昨夜の夕食は$20が引かれた金額で、朝食はトラさんが書いたチップ代が請求されていました。

シャトルバスはいくつかのターミナルを回ってレンタカーセンターに着きました。

建物に入って左方向に進み、エスカレーターを昇ったところにレンタカー各社カウンターが並んでいました。

エスカレーターを昇ると各社カウンター

トラさんはANA TRAVELERSから予約したらagodaのサイトに飛び、トヨタカローラクラスを選択するとThliftyというレンタカー会社になりました。

Thlifty のカウンターは一番手前にありました。

Thlifty は人気があるようです
Thliftyの受付

有料道路を通る時は、パス(ETC車載機のようなもの)が車のフロントガラスに着いているので何もせずに通過すれば、最後に精算されるようです。

有料道路パスの案内

受付では加入保険のことやガソリン満タン返しにするか、などの質問を受けました。トラさんが事前に予約した内容と違っていたので、最終的には返金されるだろうとのことでした。

受付でもらった伝票を持って同じフロアにある屋内駐車場へ行きました。

係員が伝票を確認し、トラさん達に割り当てられた車まで案内してくれました。NISSANの車でした。日本の車だったことで、ホッとしました。

ところが、最初に入ったレーンが空港へ行くレーンだったため、ボストンの空港エリアを抜けるのに苦労しました。

アメリカでのレンタカーはナビ付きをお勧めします。そもそもナビは標準装備でなないため、オプションで わざわざ付けないと装備されません。ディスプレイはあっても機能が有効になっていなければ表示もされません。

日本だと標準装備だと思いますが、なぜアメリカではオプションにするのかが理解できません。

平日の午後3時過ぎ、フリーウェイの93号北行きは結構混んでいます。通学や通勤で午後3時以降は混むそうです。

93号から89号に入ってから事故渋滞もあり、さらに混んでいます。事故見渋滞を過ぎてからスイスイ流れました。

目的地のインターで出ると前にDARTMOUTH COACH のバスがいました。

DARTMOUTH COACH

しばらく走ると本日から4泊するCOURTYARD BY MARRIOTT がありました。

COURTYARD BY MARRIOTT

フロントではプラチナ会員特典として朝食を選んだら、1日$10分のバウチャーをくれました。ホテル内にSTARBUCKSがあるので、そこで使えるそうです。

ホテル内のスタバ

お部屋は4階のキングサイズベッド1台のスタンダードルームでした。

バスアメニティはNORTH39°

ホテルにチェックインしたら、息子のモーくんとその彼女が来てくれて夕食を食べに連れて行ってくれました。

典型的なアメリカンダイナーという感じのお店です。トラさんはコーヒーとBLT(ベーコン・レタス・トマト)サンドを注文しました。

BLTサンド

ホテルまで送ってもらってお休みしました。

ボストンへ移動しました

2023年9月18日(月)

西海岸のロサンゼルスに3泊した後は東海岸のボストンへへ移動しました。

もともとANAでクアラルンプールから羽田経由ニューヨーク往きの航空券でしたが、大谷翔平選手の試合観戦のために羽田からロサンゼルスを経由し、さらにボストンを経由してニューヨークに往くことにしました。

航空券はエコノミー席ですが、Bという区分のアップグレードも変更もできる少し高めのチケットだったので、少しの手数料で変更できました。

LAXからボストンはユナイテッド航空になります。LAX発は朝8時半だったので、前日夜に空港の発券機でチェックインしました。

これが正解でした。朝7時過ぎにLAXへ行くと大混雑しており、チェックイン機にも列ができています。

航空機はB757-200 という3-3シートです。5時間半のフライトなので、トイレのこともあり、窓側は選ばず、中央席にトラさん、通路側にカウちゃんの席を取りました。

国内線ですが、モニターもあり、映画も楽しめました。

B757-200

窓側の席には本を読んでいるアカデミックそうな女性でした。トラさんが寝ている時に起こしてトイレに行ってしまいました。

トラさんもこのタイミングでトイレを済ませておこうと思い並んでいましたが、一番前のビジネスクラスのトイレが空いたのに並んでいる人は誰も行こうとしないので、トラさんは行ってさっさと済ませてきました。

お隣の女性はまだ並んでいました。エコノミー席の乗客がビジネス席のトイレを使うのは確かに躊躇しますが、スターアライアンスのゴールドメンバーなので、よしとしました。

カウちゃんが観てた映画が面白かったらしく、トラさんもフライトの終盤になってから観はじめました。

「80 FOR BRADY」というNFLの偉大なQB(クォーターバック)の選手:Tom Brady とその80歳台のファン4人組女性(老婆)のお話しです。

日本語字幕はなく、日本語吹替版でした。日本で公開されたという話しは聞いていないので、日本未公開かも知れません。

80 FOR BRADY

途中までしか観れなかったので、ボストンからニューアークまでのフライトで観ようと思いますが、短距離線のためモニターがないかも。

ボストンでは空港近くのHYATT REGENCY BOSTON HARBOR に泊まります。

送迎バスがあるはずですが、事前に調べていなかったので、空港に着いてからネットで調べました。歩いても17分と出ていたのでイージーに考えていました。

そもそもどのターミナルにいるのかもわからず、適当に歩いていたらHYATT と表示のある所があり、しばらく待っていました。

近くにDARTMOUTH COACH が来ました。5月に利用し、今回も当初はこれに乗ろうかと考えていましたが、ボストンからDARTMOUTH大学のあるHANOVER まで車で2時間ちょっとと出たので、明日から1週間レンタカーを借りることにしました。

DARTMOUTH COACH

結構待ってそろそろ歩いて向かおうかと考えていた時にシャトルバスが来てくれました。どこかのエアラインのパイロット姿の人達も利用していました。

ホテルのシャトルバス

シャトルバスは何ヵ所か乗せたり降ろしたりしていましたが、かなり複雑な感じがしました。LAXはシンプルでしたが。

ターミナルAの下にHYATT

後からわかりましたが、我々が到着したのはターミナルBでした。歩いていたら大変だったと思います。

HYATT REGENCY にチェックインすると、コネクティングルームになっていてそちらも使えるとのフロントの担当者談。

グローバリストなので朝食はついていて、ディナーにここのレストランを使うなら$20のクレジットがついているようなことを言ってました。

お部屋に行ってみると、コネクティングルームの方がリビングルームになっているスイートルームでした。

リビングルーム
コネクティングルームとベッドルームのドア
ベッドルーム

今回は無料宿泊特典を利用したのでスタンダードルームかと想像していましたが、こんなに良い部屋をアサインしてくれるとは、HYATT REGENCY さまさまです。

窓からボストン港とボストンの街並みも見えますが、絶景!です。

部屋からの眺望
日没のあと

夕食は少し遅めに1階のレストランに行きました。夜景が素晴らしいです。

BOSTON HARBOR の夜景

$20ではとても食べることはできませんが、ピザやグリルチキンサンドイッチなどを注文しました。

マルゲリータピザ
グリルチキンサンドイッチ

会計の時にレシートの下に10%, 15%, 20% のチップの金額が書かれていたので20%の金額をそのままチップ欄に記入しました。

レストランから外に出ることもできました。火が焚かれているアウトドア席もあります。

アウトドア席
外からの夜景

お部屋に戻る時にハーバービューとは反対側のエアポートビューサイドも一部見ることができました。

エアポートサイド

お部屋に戻ってからもボストンハーバーと街並みの夜景を楽しみました。

9階のお部屋からの夜景

今から28年前の1995年8月に娘のワンちゃんが1歳半の頃にボストンに連れてきたことがあります。

その時は、プルデンシャルタワーという当時は高層ビルはそこしかありませんでしたが、ランチを食べたことがあります。

プルデンシャルタワーは今でもあるようですが、他にも高層ビルが林立してどれかわかりませんでした。

昼間に当時を思い出しながらゆっくり巡ってみたいものです。

泊まっていたホテルで火災報知器が鳴り、外へ避難したことを思いだしました。何ともなかったのですが。