クアラルンプールから羽田へはANA便

2023年8月17日(木)

昨日の午後クアラルンプール国際空港を出発し、羽田国際空港には22時30分頃到着しました。

往路は成田からJALでしたが、復路はANAを使います。

これは7月になってから始まったANA国際線PP2倍キャンペーンに便乗してクアラルンプールからニューヨークへの往復便を発券したからです。その際、羽田経由となり、羽田で途中降機(ストップオーバー)する形にしました。

クアラルンプール出発の朝になって座席を確認すると、エコノミー席ながら前の広い非常口席でしたが、カウちゃんとも隣り合わせではありませんでした。

トラさんは3-4-3配列の左の真ん中席です。カウちゃんは右の通路側席です。

これは辛いと思い、座席のアップグレードをしようと思いましたが、国内線は2日前から当日でもできるのですが、国際線は出発の24時間前までの申請でした。

クアラルンプール市街地から空港までの移動はMRTとKLIA TRANSIT の組み合わせで安く行けましたが、時間がかかったため出発までそれほど余裕はありませんでした。

出国は並びもせず、スムーズに進みました。ただ、KLIAのターミナルCは空港内のバスを利用する必要がありました。

ラウンジはGOLDEN LOUNGE SATELLITE が使えます。搭乗口C24からは少し歩きました。

マレーシア航空のラウンジです。入口にはone world の表示がありました。

one worldの表示

ANA便に搭乗するのに利用できるのかな?と一瞬疑問に思いましたが、搭乗券を見せて無事入室できました。

中は広く、壁で仕切られていないので解放的です。

公式サイトより

トラさんはホテルの朝食で食べることができなかったトムヤンクンを注文しました。

トムヤンクン

アルコール類は別室のバーカウンターでいただきます。ビールを頼むとカールスバーグをくれました。

アルコールはバーカウンターにて

時間があまりなかったので、じっくり楽しむことはできませんでしたが、次回はもっと時間を取りたいと思います。

このラウンジへ来る手前にPRIORITY PASS で利用できるラウンジもあったので、次回はそちらにも潜入したいと思います。

公式サイトより

ちなみに、このクアラルンプール国際空港(KLIA)は黒川紀章が設計し、大成建設と竹中工務店が施工し、1998年6月30日に開業したそうです。

Wikipediaより

ANA便はB787でした。非常口席なのでCAの方が説明されますが、トラさんの両隣は日本人ではないため英語で説明していました。

非常口席なのでモニターは座席の右下から引っ張り出す必要があります。トラさんは何度挑戦してもうまくできなかったので、CAさんにお願いしました。少し押し込んでから引くと出てくるようです。

食事が配られてきました。トラさんはチキンハンバーグにしました。ドレッシングは2種類あるのかと思い、和風っぽいのをサラダにかけてから、麺つゆだったことに気づきました。

機内食

食後、左隣の男性と会話をしました。アメリカのジョージア州アトランタから来たというではありませんか!

トラさんもジョージア州のCOBB COUNTY に住んでいたことがあるよ、と話しをすると、彼も同じCOBB COUNTY のKENNESAW に住んでいるとのこと。

東京には1泊だけしてDELTA航空でアトランタへ帰る途中だそうです。香港・タイに1ヶ月、マレーシアに2週間いたとか。

ほとんどリタイア生活のようなので、そんなリタイアするような年齢には見えないなぁ、と聞くと28歳というではありませんか!

28歳といえば娘のワンちゃんより1つ下で、息子のモーくんより2つ上です。

ということはトラさん達がジョージア州に住んでいた頃、彼は中学生から高校生のはずです。

どこの高校に通っていたかを聞くと、ヴァージニア州の高校に行ってたけど学費が高いから辞めたようなことを言ってました。

中学生の頃からトレーディングの勉強を始め、大学にも行かず今は専業トレーダーなのでどこにいても取引はできるとのこと。株式とFXをやっているようです。

独身だから身軽なのかと思いきや、26歳の時に結婚したそうです。ちょっと早過ぎたかな、とも言ってました。

お相手は中国出身の30代前半の女性だとか。永住権は取らず、中国の国籍を持ったままK1ビザで生活しているそうです。

K1ビザとは婚約者ビザのことですが、説明文を読んでも頭に入ってきませんでした。

https://esta-center.com/k-visa/index.html#k2

彼は日本の車も好きなようでした。トヨタのスープラや三菱の3000GTを持っていて、来年日本に滞在した時に日産のGT-Rを買いたいそうです。

後から考えると、もう購入していてその引渡しに来日するのかも知れません。

日本のリニアモーターカーについても知っていました。上海では既に走っているではないか、トラさんはあれに初めて乗った時は感激したけど、と話しをすると、奥さまの実家は上海らしく、日本のMAGREVとは原理が全然違うんだ、と話していました。

山梨のテスト路線で体験乗車も募っており、トラさんは4回くらい応募したけど全部落ちたという話しをしたら興味を示したのでJR東海のHPで調べました。

今でも不定期に体験乗車は募っているが、日本在住者のみとの制約がありました。

自動車メーカーは予約は必要だけど無料で工場見学できるよ、ともアドバイスしました。英語解説もありますが、日程は限定されるようです。

ANA機内でのWiFi使用は国内線は無料ですが、国際線は有料のようです。ファーストクラスは無料です。

トラさんもWiFiを繋ごうとしましたが、うまくいかなかったのでCAさんに相談するとQRコードを提示され、そこから繋ぐと課金しますがよろしいですか?との確認もなく使えてしまいました。

自動的に登録しているクレジットカードに課金されているのでしょうか。

WiFiが使えるようになってから、Google Map でトラさんが住んでいた所を表示しました。

彼が住んでいる所々も表示してくれました。

話しをしているとあっという間に到着前の軽食の時間になりました。

軽食後は途中まで観ていたAmazonの創始者ジェフ・ベゾスの映画の続きを観終えました。

日本では未公開?

この映画を観るとシアトルを訪問したくなりますね。

それにしても、旅に出ると面白い人達に出会うことができます。日本人サラリーマンのように定年まであくせく働くのは本当にもったいないと思いました。