PARK HYATT 東京宿泊レビュー

HYATT の期間限定プロモーションを使って25% OFF で予約した東京3泊目は「PARK HYATT 東京」です。

4月7日にアンダーズ東京をチェックアウトし、新宿で用事を済ませ、その後にPARK HYATT にチェックインするつもりでした。

PARK HYATT の駐車場は、1泊4,800円もします。

例によって「PPPark!」アプリを使ってPARK HYATT 周辺の駐車場を調べます。24時間最大1,650円の所が一番安そうです。次に安いのが新宿ワシントンホテルの地下駐車場が1,800円となっています。

Google MAP で調べるとアンダーズ東京から新宿まで15分程度です。しかし実際に走ってみると30分はかかりました。おまけに1,650円の駐車場にカーナビ通りだとたどり着けません。道幅が狭過ぎるのです。

仕方なくワシントンホテルの地下駐車場に入れます。

15時からの打ち合わせに遅れることは事前に連絡入れましたが、車を駐車場に入れたりしていると到着は15時25分になっていました。

打ち合わせも終わり、PARK HYATT を探すとすぐに見つかりました。この時はわかりませんでしたが、トラさん達は裏から入ったようです。

案内板では39階~52階となっています。ビルに入って奥の方から一旦飲食店横の階段で2階まで上がります。2階からホテル専用エレベーターで41階まで行きます。

41階で降りると広い空間があります。レセプションがあるのかと思いましたが、ラウンジかバーだけのようです。後からわかりましたが、THE PEAK LOUNGE という眺望の素晴らしい飲食店でした。

奥へ進んでもレセプションらしきものは見当たりません。途中にあるレストランの方にお聞きすると、ライブラリーよりもさらに奥へ進むとあるとのことでした。

言われた通りにライブラリーを通って右に回ると、奥にラウンジのような所がありますが、カウンターはありませんでした。

声をかけて頂いた方に宿泊の旨を告げると、こちらで承ります、とソファーを勧められ、相手も座りながらチェックイン作業を進めて頂きました。

コロナ禍で朝食はルームサービスになるとのことです。お部屋にメニューがあるので、選んでルームサービスに連絡をして欲しいとのことです。和食は数量に限りがあるので、早めに連絡して頂く方が良いとのことでした。

アサインされたお部屋は、43階のパークスイートでした。100㎡の広さがあり、入口を入るとリビングルーム、ベッドルーム、バスルームと続いているので、一周すると元の入口に戻って来れるようになっています。

リビングルームのソファー
リビングルームのテーブル
リビングに置かれている洋書
ミニチュアボトルの置き方もお洒落
キングサイズベッド
ダブルバニティーの洗面台
広いバスタブ
シャワーブース
dysonのドライヤーがある化粧台

部屋の中でランニングしたり、かくれんぼだってできそうです。小学生以下の子供なら間違いなくやるでしょう。

こんな贅沢なお部屋に通されて本当にいいのか…とすら思えてきます。還暦祝い等の特別な場合はあるとしても、普通に割引セールを使って予約しただけなんですが…

さすが PARK HYATT と王者の風格が感じられます。

お部屋には支配人からの英語で初めての滞在を歓迎する旨のメッセージがありました。

2回目も待ってるぜ!と試されているような気になりました。

総支配人からの直筆メッセージ

朝食メニューはQRコードを読み込む方式です。トラさんは和食を、カウちゃんはアメリカンブレクファストを注文しました。

外は初台の東京オペラシティが見えます。

夕日とオペラシティ

朝には朝日を受けてオレンジ色に染まるオペラシティや富士山も見えます。

ルームサービスの朝食が運ばれてきました。

和食のメインは湯豆腐
ホットチョコレートが無茶苦茶美味

午後に47階にあるプールへ行くことにします。アンダーズ東京と同じように会員制クラブ「クラブオンザパーク」があり、宿泊者は無料で利用できます。

予約電話は必須のようです。アンダーズ東京と違い、水着は無料で貸してもらえるとのことなのでカウちゃんも行くことにします。

フィットネスマシンも同じフロアに
高い天井から自然光が降り注ぎ解放的です
全てのデッキチェアにバスローブとタオル
東京都庁を見下ろせます

プールの後は大浴場とサウナにも入ります。平日昼間なので利用客は少ないですが、比較的若そうな人もいました。

アンダーズ東京は一部のみが外に面していましたが、ここは全面ガラス張りなので明るく解放的で、まるで天空の雲上人になったような気分を味わえました。

駐車場の時間もあるので、15時前にはチェックアウトします。エクスプレスチェックアウトなので鍵をボックスに入れるだけですが、41階に降りるとレセプショニストの方が鍵を受け取りに来られました。INVOICEは別途メールで送られます。

今回の宿泊料金は、ベースの宿泊料金は33,750円、これにサービス料15%の5,062円が加わり、それらの合計額に消費税10%の3,881円と宿泊税400円が加算され、合計43,093円でした。

今回の宿泊で付与されたポイントは、対象利用額$272.51米ドル、ベースポイント1,363、Globalist 30% Bonus 409、キャンペーンボーナス2,022の半分の1,011も入れると合計2,783ポイントとなります。1ポイント2円計算で5,566円分となります。

実質の宿泊費用は43,093円 – 5,566円 = 37,527円で宿泊できたことになります。

参考までにこの日のパークスイートの宿泊費用を一休.comで調べると、84,284円となっていました。最安値の部屋でも41,018円でした。

HYATTのGLOBALIST、恐るべしですね。トラさんは2022年の目標として、MARRIOTTのアンバサダーになることも考えていましたが、HYATT GLOBALIST の威力をまざまざと見せつけられましたので、HYATT GLOBALIST防衛にフォーカスすることに方針変更したいと思います。

MARRIOTTの方は、SPG AMEX から MARRIOTT BONVOY AMEX のプレミアムカードへ自動継続させ、年間400万円決済してプラチナ会員資格を維持するので良いのではないかと思い始めました。

ANAのダイヤモンドを維持するためにもSFCカードで年間500万円の決済と50,000PPの獲得が必要なので、カード決済額が両方で900万円となります。

さらに、トラさんはDELTA AMEX も持っていてDELTA GOLD MEDALLION 資格維持のために年間150万円以上決済してきました。以前はスカイチームアライアンスの航空会社を使うことも多かったのでDELTA GOLD は役に立ちましたが、当面は必要ないのではないかと思います。

DELTA AMEX で決済する分をSFCカードかMARRIOTT BONVOY カードの方に回した方が良いのではないかと思います。

今月中にDELTA AMEX で決済しようとしている分がありますが、もうしばらく悩んでみたいと思います。

アンダーズ東京 宿泊レビュー

HYATT の期間限定プロモーションを使って25% OFF で予約した東京2泊目は「アンダーズ(ANdAZ)東京」です。

名前からのイメージだと地下にでもあるのかと思ってしまいますが、ヒンディ語で「パーソナルスタイル」を意味し、まるで自宅にいるかのように寛いでいただくことを目指しているそうです。

場所は虎ノ門ヒルズの47階~52階に客室やイベントスペース、37階にプールなどスパ施設があります。

虎ノ門ヒルズ

アンダーズ東京の駐車場は1泊3,000円と高額なのですが、駐車場検索アプリを使って周辺の駐車場を調べると、どこのコインパーキングでも24時間で3,000円以上します。それならホテルの駐車場に入れようということになりました。

ちなみにトラさんが利用する駐車場検索アプリは「PPPark!」です。利用時間帯を入れると周辺の駐車場の値段が安い方から順位をつけて表示されるので重宝します。

虎ノ門ヒルズに到着しましたが、アンダーズ東京の駐車場がわかりません。車寄せの人がやってきて、地下3階と案内されます。

地下3階にいくと高級外車がズラリと並んでいます。国産車バンを停めるのは気が引けましたが、業者になったつもりで割り切ります。

地下3階からエレベーターで1階へ移動します。先ほどの車寄せの所にも一時停車している車が並んでいますが、ロールスロイスはじめ高級外車ばかりです。

1階を回っていると、ANDAZの入口へのアプローチらしきものがあります。そこを通過していると途中で人がヌウっと出てくるではありませんか!

初めてだとビックリしますが、検温と手の消毒をお願いされました。

エレベーターを使って51階のレセプションのフロアに着きます。いわゆるホテルのカウンターらしきものはなく、すぐにレセプショニストが寄ってきます。宿泊者の名前を告げるとラウンジスペースに案内されて、そこでチェックインをします。マネージャーらしき方も挨拶に来られました。

ラウンジスペース

アサインされたお部屋は49階のコーナーに位置するデラックスキングルーム ( 65㎡ ) 。一面が窓になっており、東京のビル街が見渡せます。皇居も眼下に見えます。

公式HPより
公式HPより

お部屋の中には木が意識的に使われているようです。確かに木のぬくもりで心は落ち着きます。

変わった形のシェイド
洗面スペースも木製です
何の箱でしょうか?
アメニティの箱でした
木製の札 こだわっています
湯船は円形です

夜はブラインドを降ろさず全開にして東京の夜景を楽しみました。

夜明け前
日の出の頃

朝食は51階の「ザ タヴァン グリル&ラウンジ 」で頂きます。ここのお客さんは白人が多いようです。シェフらしき人も白人でしたが、日本語ペラペラでした。日本にいるのにアウェイ感があります。

ビュッフェスタイルですが、スタッフの人も多く視線を感じるので、トラさんのいつものほぼ全種類のお料理を試すような行動は起こそうという気になれませんでした。

天井から自然光が降り注いでいます
巨大なクロワッサン
いつより控えめです
食器も木でできています

朝食は美味しく、もっといろんなお料理も頂きたかったのですが、緊張してあまり寛ぐことはできませんでした。次回利用することがあれば、もう少し慣れてリラックスできると思います。

この後、JRで移動する必要があり、JR新橋駅まで歩きました。9時半頃でしたが、サラリーマンらしき人達が黙々と駅方面から会社へ向かって歩いています。

少し前まであちら側のサラリーマン軍団にいましたが、卒業してみると非常に奇異に感じます。もう戻りたくないですね。

JRに乗って用事を済ませた後は、一旦お部屋に戻り、「ワイズテーブルコーポレーション」の会員カードと株主優待券を取ってきます。

虎ノ門ヒルズから徒歩で10分かからない所に愛宕山グリーンヒルズがあり、そこの最上階の42階にあるXEXの和食「An」に行きます。

ここは夜の値段はお高いですが、昼間はリーズナブルです。天ぷらにしたかったのですが、朝食でお腹一杯だったのでトラさんは海鮮御膳(2,400円)、カウちゃんは「海鮮丼」(2,000円)にします。

デカイ茶碗蒸しが出てきます
お刺身を卵でたべますビミョーでした

以前から何度か来たことがありますが、いつも賑わっています。今回は中年女性グループが多数おり、お喋りがもの凄かったです。

愛宕山グリーンヒルズでのランチ後は虎ノ門ヒルズまでブラブラ歩いて帰ります。昔このあたりには仕事でも来たことがありますが、全く変貌してしまいました。

というのも、トラさんが入社して10年くらい経った時に関連会社の名古屋支店へ3年間出向したことがあり、その本社が西新橋にありました。

地下鉄日比谷線の神谷町駅から愛宕山のトンネルを通って行くのですが、雑居ビルがたくさんある中に5階建くらいの自社ビルが建っていました。

ビルを探してみましたが、再開発されたのか見つけられませんでした。その会社はその後子会社化され、さらに吸収されてしまいました。

虎ノ門ヒルズの近くにくると、サラリーマン達のランチタイムでたくさんの人が外に出てきていました。

トラさん達はアンダーズに戻ります。都会の喧騒の中にありながら、ホテルの中は悠久の時間が流れているようです。

37階にプールがあるらしいので行ってみることにします。電話で事前予約が必要です。カウちゃんは水着を持ってきていないのでパスします。

37階へは客室用のエレベーターで移動できるので、51階のレセプションを通る必要はありません。

37階の「AOスパ&プール」受付に行き、初めての利用であることを伝えるとロッカーの使い方からプールの使い方まで案内しながら教えてくれました。

ロッカーの高さはこれまで見た中で一番高いと思いました。軽く2メートルは超えます。

プールは20メートルで、先客が1人しかいませんでした。会員専用レーンで泳いでいたので、ここのスパの会員さんのようです。

デッキチェアからはフィットネスルームも見えます。またお隣のオフィス棟も見えます。ほとんど人がいません、テレワークをしているのでしょうか。

プールの奥には炭酸プールやバーデプールがあります。下から泡が出てきたり、ブワッブワッと空気が出てきて空中遊泳のようなことができます。

虎ノ門や新橋というサラリーマンのメッカのような所にこんな異次元の世界があるなんて、60歳で定年退職するまで全く知りませんでした。

これ以外にも知らないだけで、別世界はたくさんあるのだと思います。

15時から新宿でアポがありましたので、14時半にはチェックアウトしました。今回は初めての利用だったので勝手がわからず、また予定も入れまくっていたのでもったいないことをしました。

次回はもっとのんびり優雅にアンダーズ東京のホテルライフを満喫したいと思います。

今回の宿泊料金は、ベースの宿泊料金は25,500円、これにサービス料15%の3,825円が加わり、それらの合計額に消費税10%の2,932円と宿泊税200円が加算され、合計32,457円でした。トラさんはこれに駐車場利用代3,000円も払いました。

今回の宿泊で付与されたポイントもお伝えします。対象利用額$205.88米ドル、ベースポイント1,029、Globalist 30% Bonus 309、キャンペーンボーナス2,022の半分の1,011も入れると合計2,349ポイントとなります。1ポイント2円計算で4,698円分となります。

駐車場代を入れないで考えると、実質は32,457円 – 4,698円 = 27,759円で宿泊できたことになります。

ところで、アンダーズ東京の封筒やメモ用紙にはタツノオトシゴのようなイラストが描かれていますが、よく見ると虎の絵でした。虎ノ門にあるからでしょうか。TRAVEL-TIGER 88 を名乗るトラさんも親近感を覚えました。

いや~、あの異次元の世界はまた是非体験したいと思いますので、リピ確定ですね。

決して安くはない宿泊料金ですが、ここにまた来ようというモチベーションが湧き、そのためにどうすれば良いかを考えることになります。そうやってステージを上げていくことになるのでしょう。

還暦過ぎても頑張ろう!という気になりました。