ボストンからニューヨークへ

2023年9月25日(月)

モー君の家を出発し、レンタカーをボストン・ローガン空港に返却し、そのままニューヨーク近郊のニューアーク・リバティ空港へUNITED航空で移動します。

アメリカのレンタカーはディスプレイがあるのになぜかナビ機能がついていない理由がわかりました。

ディスプレイにスマホを接続してナビとして使うのが一般的な使い方のようです。

トラさん達はポケットWiFiも持っていないし、現地で使うSIMも用意していないので、事前にスマホにボストン・ローガン空港までのルートを読み込ませ、ディスプレイに接続して出発しました。

途中でルートを間違えたので、予定より時間はかかりましたが、無事空港近くまで着き、ガソリンも入れてレンタカーを返却しました。

なぜかフロリダナンバー

チェイスのサファイアラウンジが良いらしいとの噂があったので、ボストン・ローガン空港で探しました。

トラさんは基本的な用語「エアサイド」の意味を理解していなかったので、荷物検査前だろうと思い、Google Map をもとにウロウロして無駄に時間を消費してしまいました。

カウちゃんにエアサイドと書いていると言うと、即座に制限区域内、つまり荷物検査後だとおっしゃるではありませんか。

それから荷物検査を済ませ、制限区域内を探しましたが、すぐに見つかりました。

サファイアラウンジ

時間がほとんどなかったので満喫できず、消化不良に終わってしまいました。

テーブルオーダーができるように各テーブルにはQRコードがありました。

ボストン・ローガン空港からニューアーク空港への機体はA320です。残念ながらディスプレイはありませんでした。「80 for BRADY」の続きを観たかったのですが。

ニューアーク空港はニュージャージー州にあるので、空港にもNJのマークがあります。

ニューアーク空港からはAirTranに乗り、ニューアーク空港鉄道駅でNJTranjit線に乗り換え、ニューヨークのペンシルベニア駅へ行きます。

ニューアーク空港のAirTrain
NJTranjitは$15.75
NJTranjitの列車
NJTranjitの車内

ペンシルベニア駅からは地下鉄で本日の宿泊先「Dream Midtown」近くの駅「57th St 7th Ave」で降ります。

ペンシルベニア駅

Dreamは2023年になってからHYATTグループに入りました。今年5月の時点ではWORLD OF HYATT のページから予約はできましたが、ブランドエクスプローラーの対象にはなっていませんでした。

今回の旅の目的の一つにHYATTのブランドエクスプローラーの実績づくりがあります。

ブランドエクスプローラー

Dream Midtown のビルはなかなか渋い年代物のようです。

Dream Midtownのビル

HYATTのカテゴリー6のホテルなので、ポイント宿泊だと高ポイントが必要になります。そこで今回は有償宿泊にし、Bronzeという一番安い部屋を予約しました。180スクエアフィート(16.7225㎡)ですからビジネスホテル並ですね。

ニューヨークの一等地なので狭くなるのは仕方がありません。

フロント
WORLD OF HYATT のプレート
ロビー
エレベーターホール
部屋はスタンダードタイプ

部屋のカードキーのモノクロ写真がシブイですね。

カードキー

アサインされたお部屋は275スクエアフィート(25.5483㎡)のSilverタイプのようです。

ベッド
壁掛けテレビの下は冷蔵庫
ライティングデスク
クローゼット

バスルームにはバスタブはなく、シャワーのみです。固定式のレインシャワーはありました。

洗面台には女優ミラー?
トイレ
レインシャワー付き
コップのコースターもモノクロ写真
KARL LAGERFELDのバスアメニティ

トイレの便器メーカーはアメリカでは珍しくTOTOです。どうせならウォシュレットにして欲しいものですね。

アメリカでは珍しいTOTOの便器

トイレットペーパーもシールで清掃済がわかります。三角形の折り目だけよりいいですね。

トイレットペーパーにはシール

雨が降っていたので、外食する気になれず、交差点のはす向かいにあるスーパーでお惣菜を買ってきて夕食にしました。

ボストンへ移動しました

2023年9月18日(月)

西海岸のロサンゼルスに3泊した後は東海岸のボストンへへ移動しました。

もともとANAでクアラルンプールから羽田経由ニューヨーク往きの航空券でしたが、大谷翔平選手の試合観戦のために羽田からロサンゼルスを経由し、さらにボストンを経由してニューヨークに往くことにしました。

航空券はエコノミー席ですが、Bという区分のアップグレードも変更もできる少し高めのチケットだったので、少しの手数料で変更できました。

LAXからボストンはユナイテッド航空になります。LAX発は朝8時半だったので、前日夜に空港の発券機でチェックインしました。

これが正解でした。朝7時過ぎにLAXへ行くと大混雑しており、チェックイン機にも列ができています。

航空機はB757-200 という3-3シートです。5時間半のフライトなので、トイレのこともあり、窓側は選ばず、中央席にトラさん、通路側にカウちゃんの席を取りました。

国内線ですが、モニターもあり、映画も楽しめました。

B757-200

窓側の席には本を読んでいるアカデミックそうな女性でした。トラさんが寝ている時に起こしてトイレに行ってしまいました。

トラさんもこのタイミングでトイレを済ませておこうと思い並んでいましたが、一番前のビジネスクラスのトイレが空いたのに並んでいる人は誰も行こうとしないので、トラさんは行ってさっさと済ませてきました。

お隣の女性はまだ並んでいました。エコノミー席の乗客がビジネス席のトイレを使うのは確かに躊躇しますが、スターアライアンスのゴールドメンバーなので、よしとしました。

カウちゃんが観てた映画が面白かったらしく、トラさんもフライトの終盤になってから観はじめました。

「80 FOR BRADY」というNFLの偉大なQB(クォーターバック)の選手:Tom Brady とその80歳台のファン4人組女性(老婆)のお話しです。

日本語字幕はなく、日本語吹替版でした。日本で公開されたという話しは聞いていないので、日本未公開かも知れません。

80 FOR BRADY

途中までしか観れなかったので、ボストンからニューアークまでのフライトで観ようと思いますが、短距離線のためモニターがないかも。

ボストンでは空港近くのHYATT REGENCY BOSTON HARBOR に泊まります。

送迎バスがあるはずですが、事前に調べていなかったので、空港に着いてからネットで調べました。歩いても17分と出ていたのでイージーに考えていました。

そもそもどのターミナルにいるのかもわからず、適当に歩いていたらHYATT と表示のある所があり、しばらく待っていました。

近くにDARTMOUTH COACH が来ました。5月に利用し、今回も当初はこれに乗ろうかと考えていましたが、ボストンからDARTMOUTH大学のあるHANOVER まで車で2時間ちょっとと出たので、明日から1週間レンタカーを借りることにしました。

DARTMOUTH COACH

結構待ってそろそろ歩いて向かおうかと考えていた時にシャトルバスが来てくれました。どこかのエアラインのパイロット姿の人達も利用していました。

ホテルのシャトルバス

シャトルバスは何ヵ所か乗せたり降ろしたりしていましたが、かなり複雑な感じがしました。LAXはシンプルでしたが。

ターミナルAの下にHYATT

後からわかりましたが、我々が到着したのはターミナルBでした。歩いていたら大変だったと思います。

HYATT REGENCY にチェックインすると、コネクティングルームになっていてそちらも使えるとのフロントの担当者談。

グローバリストなので朝食はついていて、ディナーにここのレストランを使うなら$20のクレジットがついているようなことを言ってました。

お部屋に行ってみると、コネクティングルームの方がリビングルームになっているスイートルームでした。

リビングルーム
コネクティングルームとベッドルームのドア
ベッドルーム

今回は無料宿泊特典を利用したのでスタンダードルームかと想像していましたが、こんなに良い部屋をアサインしてくれるとは、HYATT REGENCY さまさまです。

窓からボストン港とボストンの街並みも見えますが、絶景!です。

部屋からの眺望
日没のあと

夕食は少し遅めに1階のレストランに行きました。夜景が素晴らしいです。

BOSTON HARBOR の夜景

$20ではとても食べることはできませんが、ピザやグリルチキンサンドイッチなどを注文しました。

マルゲリータピザ
グリルチキンサンドイッチ

会計の時にレシートの下に10%, 15%, 20% のチップの金額が書かれていたので20%の金額をそのままチップ欄に記入しました。

レストランから外に出ることもできました。火が焚かれているアウトドア席もあります。

アウトドア席
外からの夜景

お部屋に戻る時にハーバービューとは反対側のエアポートビューサイドも一部見ることができました。

エアポートサイド

お部屋に戻ってからもボストンハーバーと街並みの夜景を楽しみました。

9階のお部屋からの夜景

今から28年前の1995年8月に娘のワンちゃんが1歳半の頃にボストンに連れてきたことがあります。

その時は、プルデンシャルタワーという当時は高層ビルはそこしかありませんでしたが、ランチを食べたことがあります。

プルデンシャルタワーは今でもあるようですが、他にも高層ビルが林立してどれかわかりませんでした。

昼間に当時を思い出しながらゆっくり巡ってみたいものです。

泊まっていたホテルで火災報知器が鳴り、外へ避難したことを思いだしました。何ともなかったのですが。

ANAで予約したユナイテッド航空の座席変更方法

2023年9月2日(土)

9月中旬にANAで羽田からロサンゼルス(LAX)へ移動します。そこで生の大谷翔平選手を見ようと考えています。

その後、LAXからボストンへは同じスターアライアンスのユナイテッド航空が選べます。

ただし、エコノミー席3列席の真ん中しか選択できませんでした。つまり、トラさんとカウちゃんは並び席では取れず前後になってしまいます。

ブルーの席しか選べない

この区間は5時間34分もあるので、ちょっと辛いなぁと思い、ユナイテッド航空の日本のサービスデスクに電話して相談しました。

ユナイテッド航空の予約番号をきかれましたが、すぐにはわからなかったので便名と日時と姓名で予約の確認をしていただきました。

担当者いわく、この高い料金のチケットだと追加料金なしで座席変更可能とのことです。エコノミーのBカテゴリーのことを指しているのでしょう。

この電話で変更することもできるし、ユナイテッド航空のサイトから予約番号を入力してシートマップを表示させると、お客様自身で変更もできるとのことでした。

予約番号を教えていただいたので、自分で変更できました。

eチケットを確認すると備考欄にユナイテッド航空の予約番号が載っていました。

これも一度聞いておけば何の番号かわかりますが、何の知識もなければ見ようともしないものですね。

今後はいちいちサービスデスクに電話しなくても自分で座席の変更ができます。

アメリカから帰国

2023年5月3日(水)

アメリカからの帰国便は5月3日にワシントンDC・ダレス空港を出発し、5月4日に羽田空港に到着します。

ニューハンプシャーから一番近い空港はボストン空港です。JALであればボストン空港から日本への直行便がありますが、UNITED AIR なのでボストン空港からUA国内便でワシントン・ダレス空港へ行きます。

ボストン空港を朝9時30分に出発するので、ダートマス大学からボストン空港まで出ているCOACH(バス)に乗ります。運賃は$80/人で、3時間程かかります。

朝4時40分発のバスに乗ります。2時間に1本くらい出ています。ニューヨークのマンハッタンにも毎日出ています。6時間くらいかかりますが。

まだ暗い中、バス停までモーくん達に送ってもらいます。始発の停留所だからか、あまり乗客はいませんでしたが、次の停留所からは結構乗ってきました。6~7割くらいの座席は埋まっていたようです。

バスの運転席
バスの座席

田舎のフリーウェイを快適に走っていた時、バスが突然急停車しました。野生の鹿が道路に出てきたようです。特に事故にもなりませんでした。日常茶飯事のようです。

ボストンの市街地に来ると通勤ラッシュの時間帯とぶつかりノロノロ運転です。

帰りの便も当初はエコノミー席を予約していましたが、行きの便で窓側から2席だとトイレに好きな時にいけず、ストレスが貯まりました。

バスに乗っている間に、帰りの便は$300/人追加料金を払ってプレミアムプラス席に変更しました。

最終的にポラリス(ビジネスシート)席にも空席があったので、そちらに変更することもできたかも知れませんが、やり方がわからなかったので、できませんでした。

もともとは$8,000台のアップグレード料金だったのに驚きましたが。

朝食を食べていなかったので、ボストン空港に着いてからユナイテッドラウンジへ行きました。

ドリンクコーナー
パン・ベーグルなど
トラさんの朝食

朝食でも空港内のレストランで食べるとチップもいれたりすると$20/人近くすると思います。それが節約できるのはいいですね。

BOSTON空港内
搭乗前の列

ワシントン・ダレス空港まではB737-MAX8/9機です。客席からコックピットの中も見れます。

B737-MAX8/9
コックピットの中が見えます

ワシントン・ダレス空港にはPOLARISラウンジがあったので、スターアライアンスゴールドで使えるかを聞いてみましたが、使えませんでした。

POLARIS ラウンジ

次回はPOLARISシートを予約してPOLARISラウンジにも入ってみたいものです。

羽田空港行きの便は出発時刻がズルズル遅れていきます、最終的には2時間近く遅れて出発しました。

搭乗

帰り便の機材はB777-200のプレミアムプラス席です。2人席なので好きな時にトイレに行けます。

B777-200
プレミアムプラス席
ブランケットはサックスフィフスアベニュー

食事もエコノミー席よりだいぶマシです。

最初の食事
ライトミール

飛行機の中でエルヴィス・プレスリーの映画を観ました。その中でロックンロールの神と言われたプレスリーが、ロックンロールの神はファッツ・ドミノだよ、と言ってファッツ・ドミノが出てきたシーンにビクンとなってしまいました。

ファッツ・ドミノに少し関係する仕事に携わったことがあるからです。

往路は長く感じましたが、復路は慣れもあるのか往路よりかなり短く感じました。

羽田空港の入国もVISIT JAPAN の画面を見せる必要もなく、スムーズに流れました。

京急で品川まで行き、品川からひかり号で豊橋駅まで移動して、あとは名鉄電車を利用して無事帰宅することができました。

今回はUAのマイルを利用した特典航空券で行ったのでマイルもポイントも貯まりませんが、次回はFOPかPPが貯まる便で行きたいと思います。

また、北米行きなどの長距離路線はエコノミーだと辛いことがわかりました。シートピッチの問題よりトイレの問題ですね。昔は北米行きのエコノミーでも全く苦にならなかったのですが。

というよりプレミアムエコノミー席やビジネス席、ファーストクラスなど別世界の話しでしたから、エコノミー席しか選択肢の中に入ってきませんでした。

エアラインのステイタス会員になると、ビジネスクラスやファーストクラスも十分選択肢の中に入ってくるようになりました。

今ではアップグレードポイントなどを使っていかに安くビジネスクラスに乗るかを考えています。

ビジネスクラス世界一周航空券の活用も考えています。そのために情報収集もしていますが、あっちも行きたい、こっちも行きたいと考えているとまとまらず時間だけがどんどん経過してしまいます。

一度経験すれば、また行き易くなると思うので、まずはワンワールドかスターアライアンスの世界一周航空券でNYとロンドンを軸にしたプランを練り9月には行きたいと思います。

ワシントンDCからNYへ

2023年4月28日(金)

昨日からワシントンDCダレス空港近くのHYATT REGENCY DULLES に宿泊しています。REGENCY CLUB LOUNGE はありませんが、1階のレストランでGROBALIST 特典の無料朝食をいただくことができました。

HYATT REGENCY DULLES

ブッフェスタイルですが、なぜかサラダはありませんでした。

ハム・チーズ類
パン類
ベーコン・ソーセージ
スクランブルエッグ
お皿がでかい!

ここで迷うのがチップです。他のお客さんを見ると伝票に何やら記入しているので、トラさんも15~20%くらいの金額を伝票に記入しました。

朝食後、ホテル周辺は緑が豊かなので、散歩でもしたかったのですが、雨であきらめました。

ホテル周辺は緑が豊か

ホテルの中でMIDDLE SCHOOL か HIGH SCHOOL の生徒向けにイベントでもあるのか、若い生徒達がいました。

イベントが催されていた会場

そういえば、昔モーくんがMIDDLE SCHOOL の生徒だった頃に学校からSTUDENT OF THE MONTH に選ばれたことがあり、近所のスーパー「Publics」に顔写真も貼り出されるという名誉がありました。その後しばらくしたら、全米から選ばれた生徒達が集まるCONFERENCE がWASHINGTON D.C.であるので参加しませんか、という招待状を頂いたことがありました。その時はジョージア州からWASHINGTON D.C.へ行くのにも交通費や宿泊費もかかるし、怪しいと思って無視しました。ひょっとしたらこのようなホテルでイベントがあったのかも知れません。

広々としたロビー

チェックアウトの時、ポイント宿泊だったので何もいらないと言われましたが、朝食のチップのことを話すと、調べてその分だけ請求されました。

WORLD OF HYATT会員向けカウンター

この後のホテルでも朝食の伝票には最初から20%のチップが記載されている所もありましたが、GROBALISTの特典である無料朝食だと一切不要でした。

ちなみにHYATT REGENCY DULLES はカテゴリー1なので6,500ポイントで宿泊することができました。通常で予約すると45,000円くらいはするようです。

ネットの予約サイトより

ホテルからダレス空港まではシャトルバスで送ってもらい、ダレス空港では空港内交通システムでターミナルBへ移動します。

ダレス空港内の交通システム

搭乗口に着きましたが、出発まで時間があるのでUNITED Club が使えるかどうか、トライしてみました。ANAダイヤモンドサービス会員のスマホ表示と会員番号とボーディングパスのスマホ表示で問題なく入れました。

UNITED Club 入口
UNITED Club

NYラガーディア空港まではCRJ550という機種です。操縦席と客席が非常に近い機体です。

CRJ550
操縦席が見えます

NYラガーディア空港はマンハッタンの近くにあるので、機内から自由の女神やロウアーマンハッタンの摩天楼が見えます。

自由の女神と摩天楼

エンパイアステートビルも見えます。

エンパイアステートビルとその周辺

降機してチェックインカウンターを抜け、バスで地下鉄の駅へ移動します。I❤️NYのマークを見ると自然とワクワクしてきます。

チェックインカウンター
I❤️NYのマーク

メトロカードを$1.0で購入し、$5.5をチャージします。Q70のバスは地下鉄に乗る場合は無料になります。ただ、それを見せて乗る人はほとんどいないので、実質タダのようなものです。

地下鉄はJackson Heights Roosevelt Ave.の駅から57 Street の駅で降ります。移動は4駅14分くらいです。メぬトロカードは$5.5で2人がONE WAY で乗ることができます。その場合、メトロカードを2回通します。

後でわかりましたが、タッチ決済のできるクレジットカードやそれに紐付いているスマホならタッチするだけでゲートが開きます。それにしてもNYの地下鉄の券売機はなぜあんなに古いままなのでしょうか。

57th Street の出口から地上に出て少し迷いましたが、THOMPSON CENTRAL PARK NEW YORK に着きました。

今回の旅の目的の一つに、ハイアットのアワードの中にあるカテゴリー7までの無料宿泊特典を使用することでした。

年間60泊の宿泊実績がつくとカテゴリー7までとカテゴリー4までの無料宿泊特典が付与されます。カテゴリー4の無料宿泊特典は先日HYATT REGENCY 横浜で使いました。

カテゴリー7の方の無料宿泊特典の有効期限が6月1日まででしたから少し焦っていました。

日本だとPARK HYATT 京都に宿泊してみたいと思いましたが、残念ながらカテゴリー8のため無料宿泊特典は使用できません。

そこで国外で使うことにしました。さらに、ハイアットにはブランドエクスプローラという制度があり、ハイアット系の違ったブランド5つに宿泊する度にカテゴリー4までの無料宿泊特典が付与されます。

昨年10月に富士スピードウェイホテルがUNBOUND COLLECTION として開業したため、日本には8つのブランドが揃いました。

トラさんも8つのブランドは制覇したので、あとは国外にブランド修行に行くしかありません。

どうせなら一拠点に数多くのホテルブランドがある方が良いので、NYへ行くことにしました。

あとはモーくんがニューハンプシャー州(NH)に住んでいて、ど田舎なので見に来て欲しいとのことだったので、NHにも寄ることにしました。

THOMPSON はさすがカテゴリー6のことはあります。セントラルパークにも近いロケーションで洗練された都会センスにあふれ、実にスタイリッシュです。

ホテルは56th Street に面しています
玄関

フロント前には3台のエレベーターがありましたが、行きたいフロアを入力すると、どのエレベーターが来るかがわかるシステムになっています。

エレベーターの呼び出し画面

お部屋はリビングルームエリアとベッドルームエリアのあるスイートタイプを用意して頂きました。

1526号室
少し広めのお部屋だとわかります
シンプルなデザインのカードキー

リビングルームエリアにはダイニングカウンターもあり、様々なシーンで使用できそうなので、長期滞在にも機能的です。

リビングルームエリア
ベッドルームエリア
ベッドルームからリビングルームを望む
テレビ台にも数々のアート作品

バスルームエリアにはシングルシンクの洗面台にトイレ、バスタブはなくシャワーのみです。シャワーはレインシャワーにもなる円形のものとハンドシャワーになる円柱形のものがあり、黒塗りなのでスタイリッシュです。ボディソープやシャンプー、コンディショナーは「BOWMAKER」ブランドの備え付けリフィルタイプです。

シングルタイプの洗面台
トイレ
シャワーは黒塗り
バスアメニティはリフィルタイプ
バスローブは厚手のホテルオリジナル

ホテルのチェックイン後は近隣の散策に行きます。まずは5th Ave.にあるセントレジスホテル、1904年に発祥したそのままの建物に行きます。

ホテル前面より
観光客が記念撮影しています

玄関は階段を数段昇った所にあり、宿泊者でもない者が見学だけに入れるような雰囲気ではありませんでした。

玄関

次回にNYを訪問する際には、バトラーサービスを受ける準備をして、是非とも宿泊したいと思います。

5th AVE. はブランドの旗艦店も多々あり、中でも目を引いたのはティファニーの向かい側にあるルイヴィトンです。

ティファニーの横の出入口
ティファニーの向かいにあるルイヴィトン
人だかりができています

人だかりができていたので近づいてみると・・・

ロボットが動いていました

草間彌生ワールドを前面に出し、ロボットまで置いています。日本人としては誇らしく感じますが、なぜか少し恥ずかしさもありました。

セントラルパークの入口にはプラザ合意のあったプラザホテルもありました。

プラザホテル

セントラルパーク内を散策中に雨がぱらついて来たので急いでホテルに戻りましたが、大都会の中に自然が一杯で広大な敷地が残されているのは素晴らしいと思います。

白い馬車が似合います
ベセスダの噴水

セントラルパークの散策も次回に再チャレンジしたいと思います。

久しぶりのアメリカ行き

2023年4月27日(木)

ユナイテッド航空(UA)の日本⇔北米片道25Kマイルを利用して久しぶりにアメリカを訪問することになりました。

羽田空港15:30発なので12時過ぎに品川駅に到着する豊橋発のひかり号グリーン車割引を予約していました。富士山が見える側の席です。

しかし前日にUAのチェックインをしようとしてパスポートやらワクチン接種情報を登録しても何らかの原因でチェックインができません。

心配になって空港へはもう少し余裕を持って到着すべく、1本早い豊橋発のひかり号に当日変更しました。当日変更だとグリーン車の割引は適用されないので普通席にグレードダウンします。

1本早いひかり号は2時間早くなります。ちょうど通勤通学ラッシュの時間帯に重なり、乗り換え駅の知立駅は大混雑しています。

駅の立体化工事中なので暫定的かも知れませんが異常事態だと思いました。

羽田空港第3ターミナルには10時半頃に着きました。すると、UAのカウンターはクローズしており、13時からオープンとのこと。

自動チェックイン機 (KIOSK) でチェックインを試みるも途中から進まなくなり、近くの係員に連絡せよとのメッセージが出ます。

近くにいたANAの係員に連絡するも、これはUAの係員しか対応できませんとのこと。カウンターがオープンする13時少し前には係員がいると思いますとのありがたいお言葉。

国際線といえども3時間以上前に来ても仕方がないという教訓を得ました。事前にチェックインができていて預ける荷物がない場合は別ですが。

3月中旬にマニラへ行った時は5時間以上前から羽田空港のファーストクラスラウンジでゆっくりできましたが、あの時は那覇空港から羽田空港経由のマニラ行きだったため、チェックインは那覇空港で済ませていたのでした。

2時間近くも空きができたのでプライオリティパスで利用できるラウンジはないかと調べましたが、第3ターミナルにはありませんでした。

仕方なくお金を払ってカレーやらカーディナルドッグやらを食べることにしました。

カーディナルドッグとカレーライス

また、トラさんはパソコンの充電用にPDアダプターを持っていましたが、先がUSBのタイプCだったため、念のためにタイプAへの変換コネクターを入手したいと思い、第3ターミナルのビッグカメラの店員さんに尋ねました。

すると、それは危険なので一般的には販売していないとのこと。Amazonなどで売っているのは保証されない海賊版とのことでした。

13時になったのでUAのカウンターへ行きましたが、案の定、結構な列ができています。

カウンターオープン時には長蛇の列

並んでいる人が少ないプレミアカウンターという所に行くと、列に並ぶ前にビジネスクラスでしょうか?と聞かれ、スタアラゴールドです!と言うと通してくれました。

カウンターで、オンラインでもKIOSKでもチェックインできなかった事情を説明するとパソコンをカチャカチャ操作して搭乗券を発券してくれました。

何が原因でチェックインができなかったのかは聞きそびれてしまいました。恐らく、チェックインのためのパスポート登録やESTAの登録が前日では遅いのだと思われます。

荷物検査もパソコンを出す必要がなく、出国審査も自動であっさり通過しました。

UA専用のラウンジはないのでANA SUITE LOUNGE の受付でUAの搭乗券とANAのダイヤモンドサービス会員のスマホ画面を見せると問題なく利用できました。

ANA SUITE LOUNGE はガラガラでした。JAL のFIRST CLASS LOUNGE と同様に席にあるQRコードを読み込んでお料理の注文をするシステムでした。

ただし、お料理ができたらショートメッセージに通知がくるので、カウンターまで自分で取りに行かなければいけません。JALは持ってきてくれたのですが。

お寿司があったので注文してみました。出来上がりのメッセージが来たので取りに行こうとカウンターの場所を聞くと、スタッフの方が取りに行ってくれました。

後で注文したお料理は自分で取りに行きましたが、かなり広いラウンジで料理の受け渡しカウンターの近くには少しお客さんがいました。この時間帯のANA国際便がないのでしょう。

お寿司5貫

お寿司を頂きましたが、回転寿司屋さんに毛のはえた程度だな、というのがトラさんの正直な感想です。JALのFIRST CLASS LOUNGE の方が数段上の気がします。

料理長のハンバーグステーキも頂きましたが、美味しいとは思いましたが、感動する程ではありませんでした。

ハンバーグステーキ

チョコレートはPIERRE HERME のもので、確かに美味しいと思いました。ブランデーと共に頂きました。ブランデーもJALで提供されていたものからはグレードが低いような気がしました。

ブランデーとチョコレート

UAのワシントンDCダレス空港(IAD)行きは定刻より30分遅れの出発です。搭乗口は既に外国に来ているような感じです。

搭乗客は外国人が大半

機体はB777-200型です。特典航空券なのでエコノミー席です。アップグレードをする方法があるのかも知れませんが、トラさんはやり方を探しきれませんでした。

搭乗前
B777-200
エコノミー席

30分遅れで出発しましたが、飛行時間は11時間20分で挽回し、定刻通りに着きました。CAの方は年配の男性と女性ばかりでした。恐らくトラさん達より年上だと思います。

軽食も含めて3回も食事が出ました。提供するというより、ポイポイ配っているという感じです。

IADに到着して入国審査に2時間も並ばされました。

入国審査に2時間待ち

入国審査が終わり、ホテルは空港内にあるのかと思ったら車で10分くらいの所でした。シャトルバスがあるので助かりました。外気温は20℃くらいなので少し寒く感じます。

ホテル名に空港の名前が入っているからといって決して空港内ないしは徒歩圏内にあるわけではないことも教訓として得ました。

HYATT REGENCY DULLES を予約しましたが、REGENCY CLUB LOUNGE はありませんでした。日本のHYATT REGENCY は必ずCLUB LOUNGE があり、GROBALIST のステータスがあると無料で飲み食いできるのですが、あてがハズレました。

MARRIOTT系のホテルもいくつかあったので、事前リサーチが足りませんでした。

まあ今回は6,500ポイントを使って宿泊しているので贅沢は言えません。お部屋は広いサイズのものにアップグレードしていただけました。

ベッドルームエリア
リビングルームエリア
リビングルームのデスク
40㎡超の部屋

4月27日に出発しましたが、時差の関係で同時同時刻に到着しました。