2023年3月17日(金)
今日はマニラ観光をします。ツアーに入ろうかとも思いましたが、英語ツアーなら5,000ペソ/人くらいですが、日本語ツアーだとその倍はします。
また、ツアーだと結構時間に縛られるので、自分達で行くことにしました。
ホテルのラウンジで朝ごはんをゆっくり食べて、GRABを呼んでサンチャゴ要塞へ行き、徒歩でイントラムロス内を探索します。その後リサール公園からGRABを呼んでホテルに戻る予定です。
スペイン統治時代の1571年に建設開始、150年後に完成したサンチャゴ要塞は入場料が75ペソ/人必要です。入口付近では馬車「カレッサ」やランボルギーニで案内するよという売り込みが執拗にあります。本当にランボルギーニなら乗ってみたい気はしますが、彼らのランボルギーニは足こぎ4人乗り自転車のことです。


小学生や中学生のような生徒向けのフィールドトリップ(校外学習)も複数見かけました。


ほとんど予習をせずに行きましたが、第二次世界大戦のモニュメントが残っており、日本軍は悪者になっていました。後で調べると狂気の沙汰と思えるようなことが起こっていました。


サンチャゴ要塞にはフィリピンの英雄ホセ・リサールの博物館もあります。彼は革命家、医者、画家、小説家と多彩な才能で、スペインからの独立の精神的な支えとなったとか。

日本にも度々来日しており、その時の案内役であった女性「おせんさん」(臼井勢似子)と恋仲になったそうです。二人共、生前にはそのことを公にしておらず、没後遺族が遺品を整理した時に写真や日記を見つけたそうです。いや~、ロマンチックですね。
ホセ・リサール博士のブロンズ胸像は日本の日比谷公園にもあるそうです。
エコを意識した竹製の自転車「Bambike」ツアーの人達も見かけました。

サンチャゴ要塞の後はいくつかのお勧め観光スポットを回る予定でしたが、ちょうどお昼時になりクローズしている所もあります。

世界遺産になっているサンアングスティン教会も外から見るだけになりましたが、石造り教会の荘厳さは十分伝わってきました。


その後徒歩でリサール公園まで行きましたが、ゴルフ場のフェンスにはストリートチルドレンの赤ん坊が寝ていたり、新旧や貧富の対比が極端です。

国旗が掲げられている所がホセ・リサールがスペインによって処刑された場所で、そこに埋葬されています。

公園から出た所でGRABを呼びます。この時のドライバーが一番運転が過激でした。
一旦GRAND HYATT に戻り、レイト&エクスプレスチェックアウトを利用して15時頃にキーをお部屋に残してGRABを呼びました。フロントで手続きをする必要はありません。今回は2泊とも12,000ポイントを使った宿泊なのでお金はいりません。
金曜日の夕方だからでしょうか、大渋滞に拍車がかかっています。
再度SHERATON MANILA にチェックインします。最初に提示されたのは90㎡の ジュニアスイートでしたが、前回宿泊したロフトタイプを希望したところ、たまたま前回宿泊した同じお部屋がアサインされました。




スイートルームも捨てがたいのですが、慣れている方が良いと思い、ロフトタイプにしました。ちなみにロフトタイプもスイート扱いです。

チェックイン後はマニラ国際空港のTarminal 3 の出発カウンターの下見に行きます。
カウちゃんとモー君は、明日朝早くのセブパシフィック航空の中部国際空港への直行便で日本に戻ります。
トラさんはANAの2023年3月末期限のアップグレードポイント(UGP)が余っており、マニラから羽田へのエコノミークラスからビジネスクラスへのアップグレードで使います。

UGPは1月1日~12月31日に獲得したプレミアムポイント(PP) に応じて翌年2月1日に付与され、4月1日から3月31日までのフライトで使用することができます。マイルでもアップグレードはできますが、ANAのステイタス会員向けの独自制度です。
UGPは国内線では搭乗日の2日前からしか使えませんが、国際便はアップグレード可能な運賃で購入すれば、購入と同時に使えます。


3月末が迫ってくるとUGPを消費しようとするANAステイタス会員が増えてきます。最終的にはANA SKYコインに交換することができます。忘れなければ…
幸いなことに、ANAのチェックインカウンターもTarminal 3 にあります。トラさんのANA便は14:50発なので比較的時間に余裕があります。

ホテルからTerminal 3 の出発カウンターまで徒歩で15分くらいです。途中で何回か荷物検査があるので飛行機の出発時刻の2時間前にホテルを出ることにしました。





ホテルに戻り、カクテルタイムが始まる17:30にクラブラウンジへ行きます。ここで無料のドリンクと料理を楽しみます。


食べて飲んでばかりいると、かなり体重は増えてしまいます。しかし、日本の自宅は自虐的に「断食道場」と呼んでおり、お腹が鳴らないと食べないせいか、体重が落ちるのは結構早いものです。