2022年3月1日(火)
今日はウトロから知床斜里までバス、知床斜里から網走までディーゼル快速列車の「しれとこ摩周号」で移動しました。

釧路発のため、車内は既にたくさんの乗客がいます。進行方向右側の席、つまり海側の席は全て埋まっていました。
こんな平日に乗客が多いなぁと感じましたが、どうやら大学生グループのようです。その中にシニアっぽい人達がポツポツいます。シニアの人は一人であったり、カップルであったり様々です。
オホーツク海沿岸を走るため、釧路から乗っていた人達は流氷を見るのが初めてなのか、凄い!という歓声があちこちからあがっていました。
釧路駅に着いてから観光案内所で網走の観光施設めぐりバスの1dayパス(800円/人)を購入しました。

まずは流氷粉砕船のおーろら号に乗りに行きます。道の駅「流氷街道網走」までバスで200円の区間で乗車時間は8分です。
おーろら号の出航は13:30でちょうど受付をしていました。乗船券(3,500円/人)を購入し、13:00前から並び始めます。前方の特別席は+400円/人です。
15名以上であれば10%割引が適用されますが、WEB予約でも割引はありませんでした。後からわかりましたが、網走市にある観光施設には10%引の特別割引券が置かれていました。ひょっとすると観光案内所にも置いていたかも知れません。

おーろら号とおーろら2号があり、トラさん達はおーろら2号に乗ります。

高校生の遠足か修学旅行らしき団体もいました。トラさん達は13時頃から乗り込んでいましたが、出航前には団体ツアー客らしい人達が次々と乗ってきました。
出航してしばらくすると速度が遅くなり船は流氷を粉砕しながら進みます。


船のエンジン音と流氷がぶつかる音が重なり、迫力満点‼️です。トラさん達は最初一番上の3階から見ていましたが、2階へ移動し、さらに1階へも移動しました。
1階から見ると流氷を間近に見ることができ、船が粉砕する時に盛り上がってくるものもあるので超ド迫力‼️です。

これを見ると流氷の上に乗りたくなるという衝動に駆られますが、流氷ウォークを体験しておいて良かったと思いました。
おーろら号に乗る前は、紋別のガリンコ号の方が良かったかなぁと考えたりもしましたが、なんのなんの思い切り楽しむことができました。
航行中、オオワシやオジロワシも見ることができました。アナウンスがあるので、見逃す心配はありません。

下船してからターミナルの2階にあるフードコート「キネマ館」でトラさんは「網走ちゃんぽん」(950円)、カウちゃんは「ホタテの釜飯」(630円)を頂きました。




網走は吉永小百合主演の映画「北の桜守」のロケ地でも使われたようです。流氷が映っているシーンもあるようなので、是非観てみたいと思います。

また、先の北京オリンピックで見事2大会連続のメダルを獲得した女子カーリングチームもおーろら号のイメージキャラクターになっているようです。

おーろら号に乗って食事もしてゆっくりしていると、巡回バスの最終便になってしまいました。このまま網走駅に戻ると200円×2しか使っていないので800円の1dayパスの元が取れません。
バスの終点の「北方民族博物館」へ行ってからそのまま折り返して網走駅へ向かうことにしました。「博物館 網走監獄」や「オホーツク流氷館」の位置関係を知ることができたので、役に立ちました。
流氷粉砕観光船のサービスは3月中旬くらいまでです。一度は体験しておくことを強くお勧めします。