2021年12月26日(日)
12月24日~25日にかけてHOTEL THE MITSUI KYOTOに宿泊し、25日の午前10時からホテル内を案内して頂けるアートツアーに参加しました。
アンバサダー(教育を受けたホテルスタッフ)が約40分程度でホテル内の歴史的芸術作品やホテル開業時に用意された芸術作品などを案内してくれます。

玄関へのアプローチは「霰(あられ)こぼし」と呼ばれる石畳です。自然の小石をカットすることなく、ひとつひとつ丁寧に敷き詰めていくので、非常に手間と期間がかかるそうです。アンバサダーの方もその製作風景を見ていたそうです。
ホテルのシンボルである「梶井宮門(かじいみやもん)」の説明を受けます。1703年に建立され、この地に移築されたのが1935年だそうです。


ここはかつて「京都国際ホテル」があり、その頃は裏口になっていたため、この門も朽ち果てそうになっていたようです。
三井不動産がこの地を買い取ってから福井の宮大工集団・藤田社寺建設によって解体・再生され、鮮やかに蘇らせたそうです。
その時に元にあったパーツの8割は使用できたそうです。残りの2割もホテルの玄関入口などに部分的に再生使用されたそうです。

このホテルには国内外の9人のアーティストによる芸術作品が使用されているそうです。玄関を入ると目に飛び込んでくるのが、風を表す陶芸作品です。岩手県出身の泉田 之也 (いずみた ゆきや) 氏の作品です。

次に向かったのがホテルを改築する時に見つかった棟札や桃の形の瓦などが陳列されているコーナーです。三井家の伝統の重みが感じられます。


次に中庭に一旦出てから奧書院、通称「四季之間」に入ります。途中に「ねじれ太鼓橋」と名付けられた石橋がありました。少し歪んで造られていますが、真っ直ぐにするより長く見えるそうです。

いよいよ「四季之間」に入ります。毎朝8時から行われるアクティビティプログラム「ヨガ」の会場にもなります。
総檜造りでマスクをしていても檜の香りがします。




宿泊の度にアートツアーに参加し、ホテルのルームキーと一緒に写真を撮る人もいるそうです。ルームキーのデザインも季節によって変わります。

中庭を横切りホテルの中へ入ります。福島県から持ってきた枝下桜がありましたが、今年の春は咲かなかったそうです。5月には新芽が出ていたので、来春は期待できそうとのこと。

館内の通路の先には漆と螺鈿の作品です。当初は赤だったそうですが、飾るとあまりにも妖しげに輝くので急遽色が変更されたとか。

予定の40分を大幅にオーバーしましたが、非常に充実したアートツアーでした。次回宿泊する時にも是非とも参加したいと思いました。