2021年8月17日(火)
お盆休みを利用した北海道旅行の締めくくりは、新千歳空港から羽田空港へのファーストクラスでの移動です。
トラさんもカウちゃんもこれまで飛行機のファーストクラスに乗ったことがありません。一度は乗ってみたいと思いますが、ファーストクラスがある路線は限られています。国内だと羽田⇔伊丹、羽田⇔新千歳、羽田⇔福岡、羽田⇔那覇、の限られた機種だけになります。
この度、北海道旅行するにあたり、往路は東京ステーションホテルの無料宿泊の権利を使うために羽田発になるのは必然ですが、復路は新千歳空港からセントレアに直接飛ぶのが普通だと思います。
ところが、わざわざ新千歳→羽田、羽田→セントレア、と分けて航空券を購入しました。
それは、ファーストクラスのある飛行機に乗りたかったのと、羽田空港のJALファーストクラス(ダイヤモンドプレミア)ラウンジを体験してみたかったからです。通常、ラウンジは飛行機に乗る前に利用できるので、ファーストクラスのない羽田→セントレアだとファーストクラスラウンジは使えません。しかし、同じ日に複数回のフライトに乗る場合、1回でもファーストクラスを利用する場合は全てファーストクラスラウンジを利用することができるそうです。
そこで、あえて新千歳→羽田をファーストクラスのある便にし、羽田→セントレアは普通席を予約しました。羽田→セントレアは国際線機材を使用するので、クラスJ でもビジネスクラス仕様となり、場合によってはフルフラットのシートになる可能性もあるそうです。しかし、クラスJ の運賃は高かったので諦めました。
さて、8月13日朝9時にレンタカーを返却し、新千歳空港まで送ってもらいました。自動チェックイン機で搭乗手続きをし、座席も確認します。

新千歳空港もファーストクラス用のラウンジがあるはずです。GWに来た時はグローバルラウンジ用の保安検査入口が一般とは別にあることは気がつきましたが、さらにファーストクラス専用の保安検査入口まで別にあるとは全く眼中にありませんでした。

確かにファーストクラス用の保安検査入口が別にあります。しかし、少し近寄り難い雰囲気があります。ちゃんと座席も予約しているので思いきって突入しました。JALカードをスキャンして問題がなかったので、保安検査に移ります。パソコンは別に出して検査機を通す必要がありました。那覇空港では出す必要がなかったのですが…

ファーストクラス用ラウンジに行くと、ちらほら人がいる程度です。飲み物だけではなく、おにぎりやパンなどの軽食もありました。お昼ごはん代を浮かすくらい食べておきたいという庶民的発想が抜けきれません。


食事や飲料が置いているコーナーと座席との間を何往復かしていると、ビールサーバーがズラリと並んでいるのにようやく気がつきました。緊急事態宣言等でアルコール類の提供は禁止されていると思っていたのですが、さすがファーストクラスラウンジですね。
ビールは何種類もありましたが、やはり本場のサッポロクラシックを選びました。食事前に飲んでおけばよかったのですが、まさかアルコールが提供されているとは…

ラウンジである程度お腹を満たしてから搭乗口へ向かいます。第一優先で機内に乗り込みました。
CAの方が2名も挨拶に来てくれました。座席は一番前の席なので広々としています。

飲み物のリクエストを聞きにきてくれました。トラさんはメニューを見てシャンパンがあったので、シャンパーニュ・パニエ ブリュット セレクションを頼みました。カウちゃんはアップルジュースを頼みました。海老のチリソースと冷し中華の昼食も提供されました。シャンパンはシャンパングラスではなく、プラスチックコップに入っていました。




食後は焼酎の森伊蔵を注文しました。美味しいと評判ですが、トラさんにはよくわかりませんでした。

1時間半程で羽田空港へ到着しました。羽田空港からセントレアへ行く便のチェックインをします。運良くクラスJ が並びで空いていたので、1,000円/人の追加料金でアップグレードしました。
出発まで6時間近くあります。荷物を預けることにして、しばらく東京の街中で時間を潰しました。
羽田空港に戻ってきてから、保安検査場はJAL GLOBAL CLUB専用のものを使い、ラウンジの受付をしたところ、サクララウンジを案内されましたが、先ほど新千歳からファーストクラスに乗ってきました、と申告し、搭乗券も見せるとファーストクラス(JALダイヤモンドプレミア)ラウンジの方へ案内してくれました。
羽田空港の国内線ファーストクラスラウンジは、広いです。ハーゲンダッツアイスが食べ放題なのがいいですね。アルコールの提供はありませんでした。トラさんはハーゲンダッツアイスを3つも食べてしまいました。





最後はエスプレッソとハーゲンダッツのバニラアイスで、エスプレッソアフォガードで締めました。
羽田→セントレアは国際線仕様のクラスJ でしたから、いつも乗っているセントレア⇔那覇のJTAのクラスJ とはちがっていました。

ということで人生初のファーストクラス搭乗体験をお伝えしました。JALの場合、年間8万FOP獲得以上でなれるJGCプレミアか10万FOP以上のダイヤモンドステイタスであればファーストクラスラウンジはいつでも使えます。次はJAL国際線の成田空港ラウンジと国際線ファーストクラスも体験したいと思います。
ANAもダイヤモンドになったので、ラウンジだけならファーストクラス用のANA スイートラウンジが使えますので、またレポートしたいと思います。