小樽歴史景観区域散策

2021年8月14日(土)

8月11日に積丹半島を訪れた帰り、夕方から小樽歴史景観区域を散策することにしました。運河のライトアップやプロジェクションマッピングなどもやっていれば見たいと思いました。

運河プラザ(明治38年築)

まずは駐車場をどこにするかですが、昨日はコインパーキングに停めて1分オーバーで追加料金を払ったので、時間制限のない小樽市観光駐車場に停めることにしました。料金は800円で駐車領収証をダッシュボードの見える所に置いて下さいとのことです。係の人は19時でいなくなるそうです。ということは、それ以降であれば無料になるということでしょう。

小樽運河クルーズは所要時間40分で、料金は1,500円/人、19時以降出発のナイトクルーズは1,800円/人です。乗るより散策の方を選びました。

夕暮れの小樽運河(大正12年完成)

明治時代から昭和初期に建てられた歴史的建造物がたくさんあり、どの風景も写真に収めたくなります。

旧三井銀行小樽支店(昭和2年築)

日が沈んで運河がライトアップされると水面に建物が映し出され、雰囲気が出てきます。

運河沿いの倉庫は今は飲食店に
北運河方面を望む

翌日、キロロ・トリビュートポートフォリオホテルをチェックアウトしてからも小樽市街地へやってきました。

古い建築物を利用した飲食店がいくつもあり、その中の一つに行こうとして駐車場にも入れましたが、店頭に本日は予約で一杯との断り書きが。

運河プラザの北にある12時間まで400円のコインパーキングに停め、ぶらぶら散策することにしました。小樽堺町通り商店街を歩いていると、安そうな定食屋があり、入ってみることに。

メニューを見ると、ミニうに丼は2,000円とリーズナブルですが、品切れです。トラさんはミニおまかせ丼(1,000円)を、カウちゃんは豚肉生姜焼定食(500円)を注文しました。

値段の割には美味しく頂きました。もう少し店頭や店内をこぎれいにすればもっと繁盛すると思いますが、職人夫婦だけで切り盛りしているようでした。

お店の屋号は「万次郎」

食後、ぶらぶらしていると「LeTAO」のお店(パトス)があり、入ってみました。試食を勧められたので食べてみると…

口の中でとろけてしまうチーズケーキのような物で、レアチーズケーキ好きのトラさんは衝撃‼️を受けました。商品名もわからないので、後から買っておけば良かったと後悔しました。

LeTAO PATHOS

LeTAOはおたるを反対読みしただけのようですが、おしゃれなネーミングですね。

旧日本銀行小樽支店が金融資料館(入館無料)になっており、コロナ禍でなければ1億円を持つ体験もできるとか。建物は大正元年築ですが、設計者は東京ステーション(大正2年築)と同じ辰野金吾です。東京ステーションホテルに宿泊したばかりなのでご縁を感じます。

旧日本銀行小樽支店(大正元年築)

このあたりは大正末期の最盛期には25もの銀行の本支店があり、ニューヨークの金融街であるWall Streetに例えられ「北のウォール街」とよばれていたそうです。

鉄道跡地もあり、実際に線路の上を歩くことができます。1880年(明治13年)から1985年(昭和60年)まで使われていた日本国有鉄道の手宮(てみや)線です。

手宮線跡地

小樽の街はまだまだ魅力的な所が沢山ありそうです。しばらく滞在してじっくり回りたいものです。

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