旅人宿 給食室

2021年8月10日(火)

昨日、富良野から美瑛に移動し、楽天トラベルで予約した「旅人宿 給食室」にチェックインしました。この宿を選んだのは1泊2食付で7,700円/人とお値打ちだったのと、お客さまの声が219件もあって評価が5になっているからでした。219件全てが満点の5ではなく、一部は4もあるでしょうが、四捨五入すると5に限りなく近いのだと思われます。

宿に着くと「お帰りなさい◯◯様」とボードに書かれています。オーナーの給食おばちゃん(山下さん)が迎えてくれます。もう一組予約があったようですが、直前でキャンセルになったそうです。だからトラさん達の名前しかなかったのですね。

家庭風呂を頂き、19時からは夕食タイムです。さすが給食おばちゃんだけあって料理の品数も多く、素材も近隣農家から仕入れるので新鮮かつ美味です。

おばちゃんのお話しも面白く、60歳で定年退職してこの宿を始めたことや、小学校の給食のおばちゃんをしていたので、長期休みの時はしょっちゅう海外へバックパック旅行やフルマラソン出場をしていたことなどを聞かせて頂き、大変参考になりました。

愛知県の知多半島で生まれ、今も自宅は三重県鈴鹿市にあるが、4月から10月頃だけ美瑛で旅人宿をやって旅行者とお喋りをしているそうです。もう13年になるそうですが、昨年と今年はお客さんも減り、お喋りができなくなったのが寂しいそうです。

21時までお喋りをしていて、我々は部屋に戻って寝る準備に入りましたが、おばちゃんはそこから食器洗い、ご自身の夕食、入浴などをして就寝するようでした。

今朝は7時から朝食ですが、朝早くに白金(しろがね)にある「青い池」に行くと観光客もほとんどいないし、駐車場も8時からしか開かないので、駐車場代もいらないよ、と教えて頂きました。

少し雨が降っていましたが、5時45分頃宿を出発して青い池を目指しました。距離は20kmくらいありましたが、そのうちの7割以上は直線道路でビックリしました。ちんたら走っていると車間距離も詰められます。

後でおばちゃんにその話しをすると、地元の人は早朝なら100km/hくらいで走るとのことでした。

青い池は最近駐車場やアクセスの道路が整備されたのか、レンタカーのナビには駐車場は載っていませんでした。

早朝だから他にお客さんはいませんでした。曇っていましたが、青い池は幻想的な色を放っていました。白樺の木と緑の葉っぱががあると良く映えます。

青い池から戻ると朝食です。牧場から直接購入するという糖度の高いメロンや濃厚牛乳、おばちゃんの手作りパンも美味しく頂きました。

旅人宿をチェックアウトした後、近くにある「ケンとメリーの木」と「セブンスターの木」も見に行きました。

その後、今日の宿泊先であるキロロへ向かいますが、おばちゃんの勧めもあり、高速道路は使わず海沿いの一般道を通りました。ラジオからは日本列島は40℃を越す猛暑日と言ってましたが、このあたりは雨も降っており、涼しいというより、半袖だと寒いくらいです。

かなり走りましたが、小樽で遅めのランチにすることにしました。小樽に来るのは初めてですが、古い石造りの建物がたくさんあり、それを活かして今風のお店にしたりして非常に魅力的な街です。

海鮮物などを食べたいと思いましたが、3,000円以上と結構よいお値段します。その時、安く感じたのが牛かつ料理です。1,400円とお値打ちに感じました。

ここで失敗したのが駐車場です。1日800円のところを見つけましたが、時間制の方が安いだろうと思い、ファミマの横にある当初20分無料、以降20分300円の所に停めました。60分以内なら600円のはずが、走って精算しましたが、結果は61分で900円でした。残念…

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