2021年5月3日(月)
昨夜遅くに北海道2泊3日の旅から帰ってきました。
次の旅への準備をし、4時間足らずの睡眠でしたが、朝食も摂って6時発の電車にも乗れました。
JALのアプリで今日のフライトを確認し、座席の変更をトライしてみました。
我々はクラスJの3列目3席シートの並びでしたが、1列目の2席シート(1A・1C)が空いてます。
即変更しました。クラスJの1列目は上級会員しか見れないように制限がかかっていますが、当日になると解放されるようです。
しかし、それまで「さくらジンベエで運航します」と赤く表示されていましたのが、座席変更して更新するとメッセージが消えました。
機材変更でしょうか…
セントレアに到着してまずは展望デッキへ行きます。

7番ゲートにはさくらジンベエがいました。特別なデザインの機体に乗れるという高揚感が湧いてきます。

反対側のデッキにはFINNAIRもいました。ヨーロッパにも行けるようになったんでしょうか。

展望デッキは冷たい風が吹いているので、早々に切り上げていつものラウンジへ。
定番のハートランドを飲みたいところですが、今日は石垣島へ行ってからレンタカーを借りるので我慢ガマン。
機内に乗り込むとお隣の機体も特別デザインです。世界自然遺産登録を目指す記念ラッピングです。

デザインは、ヤンバルクイナやイリオモテヤマネコなど、沖縄の小中学生が参加した図画コンクールで、入賞した12人が描いたものだそうです。
自分の描いた絵が、旅客機に採用されるなんて最高❗ですね。
機内ドリンクサービスのカップもジンベエ仕様。

4月25日のブログでもこの特別デザインのカップの写真を載せていますが、片面がピンクのさくらジンベエで反対側はブルーのジンベエでした。

JTAの機内誌「Coralway」も5月号になっています。

誌面をめくっていると、見たことのある人物の名前と顔写真が載っているではありませんか。

大社充(おおこそみつる)氏、トラさんの大学時代のライバル校、京都大学のQB(クォーターバック)です。
QBはアメリカンフットボールにおけるオフェンスの司令塔です。投げたり走ったりする身体的能力と、状況に応じてプレーを考える頭脳も必要です。
大社選手は1学年上で、京大が甲子園ボウルで常勝日大を下し、翌年正月の社会人とのライスボウルでも勝利し、名実共に日本一に輝いた時のQBですから大スターでした。
アメフトのことになると、もっともっと脱線して話したいことがあるのですが、長くなるのでこのあたりにしておきます。
機内アナウンスで与論島が見えるとのこと。
窓の外を見ると、その周辺だけエメラルドグリーン色に輝いている小さな島が見えます。

トラさんの記憶はまたまた大学生の頃に飛びます。
大学3年生の7月上旬、1週間だけ部活のお休みがありました。その時にチームメイトら4人と大阪南港から船で与論島へ行きました。
現在は船便は廃止されていますが、当時、往路は与論島まで船中2泊、復路は那覇から伊丹空港まで2時間程度の格安学生ツアーがありました。
与論島の海があまりにも美しく、他に誰もいなかったビーチで、思わずバースデースーツ(つまり全裸)で泳いでしまったことが一番に思い出されます。
あの頃のトラさんは、アメフトで体を鍛えなければならなかったので、筋肉マン?でした。
百合ヶ浜という所だったと思いますが、星の砂を取りに行き夢中になって探したことも思い出されます。
青春だったなぁ~と思い出に浸っていると、着陸態勢に入るとの機内アナウンス。
無事石垣空港に着陸し、レンタカーバス乗場に行くとすぐにお迎えのマイクロバスが来ました。
お客は我々だけだったようで、すぐに出発し、あっという間にいくつかのレンタカー会社が並んでいる建物(石垣島レンタカーステーション)に到着しました。歩いても行ける距離です。
今日から明日の19時までの予約ですが、戻りの際は18:50までに隣接するガソリンスタンドで給油することを強調されました。
空港では、レンタカーの送迎バスを逃して長時間待たされるのを避けるため、あえてトイレに行かなかったので、ここのトイレを使います。
結果的には、到着便も伝えていたので、空港でトイレを済ませてからでも良かっと思います。
トラさんの頭の中は、アメリカの空港と各社のレンタカー会社を循環するシャトルバスをイメージしてしまいます。
都会の空港はシャトルバスがひっきりなしに循環しているからいいのですが、ちょっと地方に行くとなかなか来なかったという経験があるのでしょう。
レンタカーで最初に行きたい所は、今日から2泊する『RESORT HOTEL SUN GREEN GLASS』です。石垣市の中心街へ行く方面とは逆になります。
後から気づきましたが、レンタカーを空港に返却し、そのまま出発する場合はどこに泊まろうが関係ありませんが、今回は違っていました。
石垣空港を出発するのは、明後日の朝8:50発のフライトです。そのため、レンタカー会社の営業時間に微妙に合わないのと、レンタカー代が2日と3日では結構違っていたので、明日の閉店時間の19時まで予約しました。
となると、レンタカーを返却してからHOTELに戻る必要があり、その手段も考えておかなければなりません。
トラさんがこの旅程を組んだ時は、レンタカー屋さんに送ってもらえばいいだろう、とイージーに考えていたようです。
しかし、今回のレンタカー会社は全国展開の会社で、レンタカー返却後は空港にお送りします、とキッパリ。
ホテルに送って頂くことは可能でしょうか?と相談する隙も見せませんでした。
HOTELは空港から車で15分くらいの所にありました。なぜトラさんはここを選んだのでしょうか。
石垣島にはトラさんが上級会員になっている、HYATT、MARRIOTT、HILTONの系列ホテルはありませんでした。
そこで、HOTELS.COMや楽天トラベルで調べ、空港から比較的近くて紹介写真やクチコミが良い所を選びました。
明日はレンタカー返却後空港に送ってもらい、そこから路線バスでHOTEL近くのバス停で降りることにしました。
この路線バスが1日に数本しか運行していません。でも18:52空港発、19:07最寄のバス停着なので許容範囲内です。
あとは明後日の朝、HOTELから空港へ行く手段ですが、路線バスの時刻表を見る限り、お話しになりません。
HOTELの人が送ってくれないかなぁという淡い期待もありましたが、タクシーを使って下さいとピシャリ。
そもそもなぜこんなことになってしまったかを考えると、レンタカーの料金体系が、24時間や48時間と時間単位ではなく、1日・2日と日単位になっているからです。48時間ならちょうど良かったんですが…
HOTELの場所を確認後、お昼ごはんを食べに行くことにしました。
レンタカーを借りる際に頂いた地元発行のフリーペーパー誌が頼りです。
島の北部方面に向かいます。まずは「玉取崎展望台」という観光スポットへ行きました。
なかなかの絶景です。雲っていたので写真ではあまり映えませんが、白い砂浜とコーラルブルーの海、赤いハイビスカスの花、これに紺碧の空と白い雲があれば完璧なんですが…


この場所に絶景レストラン『Sea Forest』がありましたが、ランチが1,850円もするのでパスしました。
次に向かったのが、古民家茶房『かーら家食堂』ですが臨時休業、途中、牛汁専門店『新垣食堂』がありましたが、行列ができているのでパス。
次は『Nosoko・マロロ』に行きましたが、1組前のお客さんでランチ終了です。
仕方なしに、フリーペーパーには載っていませんが、ランチありますという「のぼり」が立っているお店に行くことにしました。
途中、野生の「キジ」を見て驚き、さらに野生の「クジャク」を見て超感動❗しました。きっと幸せが訪れるでしょう。

野生のクジャクって本当にいるんだねぇという会話になり、前もどこかで野生のクジャクを見たという話しになり、どこで見たかを思い出せず、悶々としております。
ランチをやっているのは『ペンションてぃんが~ら』でした。ここの人気メニューが「豚骨付き本ソーキそば」です。
ティンガーラとは沖縄方言で天の川の意味だそうです。ここだと天の川は良く見えると思います。
ソーキとは豚の骨付き肉のことですが、ここのはサプライズ級のデカイお肉がのっています。
残念ながら、我々の前に入ったお客さんでなくなってしまいました。なのでお客さんの所に運ばれたソーキそばを見て、トラさんも注文したお客さんもビックリしてしまいました。
トラさんは「三枚肉そば」(800円)、カウちゃんは「八重山そば」(600円)を頂きました。

お肉、麺、スープ、どれもバランスが取れていて美味しく頂きました。次回は早めに行って豚骨付き本ソーキそばに挑戦したいものです。
ランチ後は、石垣島最北端の『平久保崎灯台』を目指します。
かなり細い道を通り、数台分の駐車場に車を停めるために少し待ちます。
車を停めて少し歩いて行くと、絶景が広がっています。


このあとHOTELでチェックインを済ませ、荷物を置いてからまた車で出かけました。
もう夕方になっていましたが、今日は雲っているため、『御神埼灯台』などの夕日スポットへ行っても期待できません。
そこで、『川平湾』(かびらわん)へ行くことにしました。
ここは石垣島の紹介写真に必ず出てくるあまりにも有名な場所で、2009年のミシュランガイドで3つ星を獲得しています。
行ってみると、駐車場もガラ~ンとしており寂れた感じがします。

18時を過ぎていることもありますが、緊急事態宣言のためか観光客もほとんどいません。
それでも海や自然は美しいままです。


川平湾の帰りに街のスーパーで夜と翌朝に食べるものを購入し、HOTELに戻りました。
石垣島では満天の星を見ることを期待していましたが、今日の空は雲っており見れませんでした。明日に期待しましょう。